4.3.2 同じアクションが何度も実行されていないか確認する
自動アクションの抑止を設定したあと,同じアクションが何度も実行されていないかどうか確認する手順を説明します。
前提条件
「2.2.1 ユーザーマッピングでJP1ユーザーとOSユーザーを対応づける」の手順に従ってOSのユーザーマッピングが設定されている必要があります。
操作手順
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[イベントコンソール]画面の[コマンド実行]ボタンをクリックして,[コマンド実行]画面を表示します。
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[コマンド実行]画面の項目を次のように設定し,[実行]ボタンをクリックします。
項目
設定
コマンド種別
[管理対象ホストのコマンド]を選択する。
引き継ぎ情報
[情報を引き継ぐ]のチェックを外す。
実行ホスト名
次の内容を入力する。
hostA
実行コマンド
次の内容を入力する。
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Windowsの場合:
"Baseパス\bin\jevsend" -e SEVERITY=Error
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Linuxの場合:
/opt/jp1base/bin/jevsend -e SEVERITY=Error
ホストAで重大度が「エラー」のイベントが発行されます。
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手順2を繰り返します。
ホストAで重大度が「エラー」のイベントが発行されます。
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10分経ったら,もう一度手順2を繰り返します。
ホストAで重大度が「エラー」のイベントが発行されます。
自動アクションが抑止された場合,イベント一覧の[アクション]に自動アクションが抑止されたマーク()が表示されます。
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イベント一覧の[アクション]に次のように表示されていることを確認してください。
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1回目のコマンド実行
実行の対象となったマークが表示される()
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2回目のコマンド実行
自動アクションが抑止されたマークが表示される()
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3回目のコマンド実行
抑止時間に設定している10分を過ぎているので,実行の対象となったマークが表示される()
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関連項目
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画面リファレンス 2.1 [イベントコンソール]画面の概要
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画面リファレンス 2.38 [コマンド実行]画面