1.1 インストール前の準備
ここでは,JP1/IMおよび前提製品のJP1/Baseをインストールする前に必要な準備を説明します。
インストールする製品の準備
次の製品を事前に準備してください。なお,このマニュアルでは,インストールするすべての製品はバージョンが10-50以降であるとします。
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JP1/Base
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JP1/Integrated Management - Manager
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JP1/Integrated Management - View
インストールに必要なOSの環境の構築
JP1/IM - ManagerおよびJP1/IM - Viewのリリースノートを参照して,次の作業を実施する必要があります。
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JP1/IMが前提とするサービスパックやパッチをOSに適用する。
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(Linux限定)JP1/IMの構成に合わせて,カーネルパラメーターを調整する。
JP1/IMが使用するポートの設定
ファイアウォールのホストでJP1/IMを使用する場合,自ホスト内の通信でJP1/IMが使うすべてのポートを通過できるように設定してください。ファイアウォールの通過方向については,「付録D.3 ファイアウォールの通過方向」を参照してください。
名前解決の設定
システム内で互いのホストを一意に名前解決できるように設定してください。
(Linux限定)自ホストが名前解決できるかの確認
pingコマンドを実行して,自ホストのホスト名を,接続しているLAN環境のIPアドレス(ループバックアドレス以外のIPアドレス)で名前解決できることを確認する必要があります。名前解決できない場合はJP1/Baseが正常に動作しないため,hostsファイルの設定を見直してください。
関連項目
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導入・設計ガイド 1.5 JP1/IM - Managerの構成
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構築ガイド 1.2.2 システム環境の構築
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構築ガイド 2.2.2 システム環境の構築
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JP1/Base 運用ガイド JP1/Baseの通信方式について書かれた個所