2.5.2 大量発生イベントへの対策
JP1/IMを使用した統合管理システムで,監視対象のエージェントでJP1イベントが大量に発生すると,マネージャーへ大量のJP1イベントが転送されて,マネージャーに負荷が掛かるおそれがあります。その対策として,大量発生イベントの転送をマネージャーから抑止する方法としきい値を設定して大量発生イベントの転送を自動的に抑止する方法があります。
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大量発生イベントの転送をマネージャーから抑止する
イベント転送抑止コマンド(jevagtfwコマンド)を使用して,特定のエージェントからのイベント転送を抑止します。
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しきい値を設定して大量発生イベントの転送を自動的に抑止する
大量発生イベントを検知するためのしきい値を設定して,イベント転送を自動的に抑止します。
- 参考
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ログファイルトラップがJP1イベントを大量に発行している場合,該当のログファイルトラップをマネージャーから停止できます。マネージャーからエージェントのログファイルトラップを個別に停止する方法としては,IM構成管理を使用する方法があります。IM構成管理を使用すると,IM構成管理・ビューアーの[プロファイル表示/編集]画面から,抑止対象のログファイルトラップのプロセスを停止できます。詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド」を参照してください。