JP1/Base 運用ガイド
機能
jp1hosts2情報をホストに登録します。
形式
jbshosts2import { {-o|-r} [jp1hosts2定義ファイル名] | -d }
[-h 論理ホスト名]
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
UNIXの場合:スーパーユーザー権限またはJP1/Base管理者権限
格納先ディレクトリ
引数
{-o|-r} jp1hosts2定義ファイル名
ホストに登録したいjp1hosts2情報を定義したファイル名を指定します。-oオプションを指定した場合は,登録済みのjp1hosts2情報を削除しないで新規にjp1hosts2情報を登録します(同一ホストが存在した場合は上書きします)。-oオプションを指定した場合のjp1hosts2情報について,次の図に示します。
-rオプションを指定した場合は,登録済みのjp1hosts2情報をすべて削除してからjp1hosts2情報を登録します。-rオプションを指定した場合のjp1hosts2情報について,次の図に示します。
なお,jp1hosts2定義ファイル名の指定を相対パスで指定した場合,このコマンドを実行するカレントディレクトリからの相対パスになります。また,jp1hosts2定義ファイル名の指定を省略した場合は,次に示す格納先ディレクトリのjp1hosts2定義ファイルをインポートします。
インストール先フォルダ\conf\jp1hosts2.conf 共有フォルダ\jp1base\conf\jp1hosts2.conf(クラスタ運用時)
/etc/opt/jp1base/conf/jp1hosts2.conf 共有ディレクトリ/jp1base/conf/jp1hosts2.conf(クラスタ運用時)
jp1hosts2定義ファイルの記述形式については,「14. 定義ファイル」の「jp1hosts2定義ファイル」を参照してください。
-d
ホストに登録されたjp1hosts2情報を削除したい場合に指定します。
-h 論理ホスト名
jp1hosts2情報を登録または削除したい論理ホスト名を指定します。このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。
クラスタシステムで運用している論理ホストで,このコマンドを実行する場合は,実行系で実行してください。
注意事項
戻り値
| 0 | 正常終了 |
| 1 | メッセージ処理エラー |
| 2 | コマンド引数エラー |
| 3 | 権限チェックエラー |
| 4 | 共通定義エラー |
| 5 | 文法エラー |
| 6 | ファイルI/Oエラー |
| 7 | ほかのjbshosts2importコマンドが実行中 |
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