uCosminexus EUR システム構築ガイド
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(1) EUR Server Serviceを異なるロケールで使用する場合の注意
Server Serviceの起動管理定義の環境設定ファイルのパスに日本語が含まれていると文字を正しく判別できません。Server Service制御コマンド(eurpmctrlコマンド)で該当する起動管理定義を定義し直してください。
(2) EUR Server - Adapter,およびEUR Server - Spool Service Adapterを使用する場合の注意
- EUR Server - AdapterまたはEUR Server - Spool Service Adapterを使用する場合,呼び出すプログラムの動作モードに応じて,次のモジュールを使用してください。
- 32ビットプログラムから呼び出すとき
- ・Java起動部品(32ビット版),またはSS-Java起動部品(32ビット版)
- ・コマンド起動部品,またはSS-コマンド起動部品
- ・COBOL起動部品
- 64ビットプログラムから呼び出すとき
- ・Java起動部品(64ビット版),またはSS-Java起動部品(64ビット版)
- ・コマンド起動部品※,またはSS-コマンド起動部品※
- 注※ 32ビットモードで動作します。
- COBOL起動部品の64ビットモードで動作するモジュールは,Windows環境向けだけ提供しています。UNIX/Linux環境向けには提供していません。
- 起動部品の機能を大量に同時に実行すると,OSのリソースの上限を超えて,EURがタイムアウトする場合があります。起動部品の機能の同時実行数は1000以下となるように運用してください。
なお,OSのリソース制限(ulimit)の上限を増やすことで,起動部品の同時実行数の制限を緩和できます。リソース制限の設定については,OSのマニュアルを参照してください。
(3) EUR Server Service,およびEUR Server - Spool ServiceをHP-UX環境で使用する場合の注意
OSの問題によって,EUR Server ServiceまたはEUR Server - Spool Serviceが応答しなくなることがあります。このようなときには次の手順で対応してください。
- psコマンドでEUR Server ServiceまたはEUR Server - Spool ServiceのプロセスIDを確認します。
- EUR Server Serviceの場合
# ps -ef | grep eurpmd
root プロセスID 1 0 hh:mm:ss ? 0:00 /opt/eur/server/bin/eurpmd
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- EUR Server - Spool Serviceの場合
# ps -ef | grep eurpmlsd
root プロセスID 1 0 hh:mm:ss ? 0:00 /opt/eur/spool/bin/eurpmlsd
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- killコマンドでEUR Server ServiceまたはEUR Server - Spool ServiceのプロセスIDに停止シグナルを送ります。
なお,このOSの問題は次のどちらかを実施すると回避できます。
- 対策パッチ「PHCO_31553」を適用する
- 環境変数「PTHREAD_COMPAT_MODE=1」を設定する
対策パッチの適用および環境変数の設定方法については,OSのマニュアルを参照してください。
(4) 一時フォルダを使用する場合の注意
EUR サーバ帳票出力機能の実行中に一時フォルダを操作しないでください。操作した場合,予期しないエラーが発生するおそれがあります。
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