uCosminexus EUR システム設計ガイド
EUR Server ServiceやEUR Server - Adapterなどの各コンポーネントが同じマシン上で稼働している場合,ファイル転送を省略し,ファイルの入出力に掛かる時間を短縮できます。
EUR Print Serviceに渡す入力ファイルやPDF形式ファイルなどの出力ファイルのファイル転送を省略できます。
ファイル転送を省略するには,次の条件をすべて満たす必要があります。
出力 | メソッド名 | 機能 | メモリ入出力 |
---|---|---|---|
EPF形式ファイル出力 | setDataFileData | マッピング用のデータまたは可変記号値定義データを設定する | 入力 |
setUserDataFileData | ユーザ定義用のデータまたは可変記号値定義データを設定する | 入力 | |
getEPFReport | EPF形式データを取得する | 出力 | |
getMergeEPFReport | 複数のEPF形式ファイルを統合したEPF形式データを取得する | 出力 | |
PDF形式ファイル出力 | setDataFileData | マッピング用のデータまたは可変記号値定義データを設定する | 入力 |
setUserDataFileData | ユーザ定義用のデータまたは可変記号値定義データを設定する | 入力 | |
setBookmarkFileData | しおり定義データを設定する | 入力 | |
setDocBookmarkFileData | 文書しおり定義データを設定する | 入力 | |
setCryptoFileData | 暗号化設定データを設定する | 入力 | |
setDistributeFileData | PDF仕分けデータを設定する | 入力 | |
getPDFReport | PDFデータを取得する | 出力 | |
Excel形式ファイル出力 | setDataFileData | マッピング用のデータまたは可変記号値定義データを設定する | 入力 |
setUserDataFileData | ユーザ定義用のデータまたは可変記号値定義データを設定する | 入力 | |
getXLSXReport | Excel形式データを取得する | 出力 | |
印刷(拠点プリンタ印刷,蓄積印刷) | setDataFileData | マッピング用のデータまたは可変記号値定義データを設定する | 入力 |
setUserDataFileData | ユーザ定義用のデータまたは可変記号値定義データを設定する | 入力 | |
印刷(クライアントプリンタ印刷) | setDataFileData | マッピング用のデータまたは可変記号値定義データを設定する | 入力 |
setUserDataFileData | ユーザ定義用のデータまたは可変記号値定義データを設定する | 入力 |
EUR Server ServiceとEUR Server - Spool Serviceが同一マシンで稼働するとき,蓄積されるスプールデータのファイル転送を省略できます。
EUR Server - AdapterのDestinationNameで指定された出力先名のEUR Server Service の出力先定義でのIPアドレス,またはServerAddressプロパティの設定値が「127」で始まるときは,同一マシンと判断されます。
ファイル転送を省略するには,次の条件をすべて満たす必要があります。
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