uCosminexus EUR システム設計ガイド
スプールデータはいったん保存されると,蓄積期限日数が経過するまで削除されません。スプールデータを格納するフォルダに必要なディスク容量は,蓄積する帳票のページ数,1日に蓄積されるスプールデータの数,蓄積の期限などによって変わります。スプールデータを蓄積する前に,蓄積に掛かるデータ量を算出して,スプールデータを格納するフォルダに十分なディスク容量を確保してください。
スプールデータのデフォルトの格納先は「インストール先フォルダ\Spool\ESF\」です。スプールデータを格納するのに十分なディスク容量が格納先で確保できない場合は,別のフォルダを指定してください。スプールデータの格納先は,EUR Server - Spool Serviceの環境設定ファイル(EURPMLS.ini)のESFキーで設定できます。
フォルダに必要なディスク容量は,次の計算式で求められます。
ディスク容量=スプールデータのデータ量×スプールデータ数(単位:KB) |
スプールデータのデータ量は,次のように求めます。
スプールデータのデータ量=a+b+3 (単位:KB) |
フォルダ内に保存するスプールデータ数は,次のように求めます。
スプールデータ数=c×d |
スプールデータを格納するフォルダに必要なディスク容量の算出例を次に示します。
ディスク容量=(8.6+40+3)×1,000×30=1,548,000 (単位:KB) |
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