uCosminexus EUR システム設計ガイド

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1.3.1 実行ユーザとアクセス権

各コンポーネントが使用するファイルの操作権限を,それぞれの実行ユーザに与えてください。入出力ファイルには,適切なアクセス権を設定してください。入力ファイルには読み取りアクセス権,出力ファイルには書き込みアクセス権が必要です。

また,EUR Server - AdapterとEUR Server Serviceが同一マシンの場合は,EUR Server - AdapterとEUR Server Serviceの両方に,アクセス権を設定してください。

各コンポーネントの実行ユーザの一覧を次に示します。

表1-6 コンポーネントの実行ユーザの一覧

コンポーネント 実行ユーザ
EUR Server Service
Windows環境の場合
ローカルシステムアカウント(SYSTEM)※1
UNIX/Linux環境の場合
Server Service制御コマンド(eurpmctrlコマンド)の実行ユーザ
EUR Server - Adapter 使用するアプリケーションプログラムの実行ユーザ※2
EUR Server - Spool Service
Windows環境の場合
ローカルシステムアカウント(SYSTEM)※1
UNIX/Linux環境の場合
Spool Service制御コマンド(eurpmlsctrlコマンド)の実行ユーザ
EUR Server - Spool Service Adapter 使用するアプリケーションプログラムの実行ユーザ※2
EUR Client Service ログインユーザ※1
EUR Web Plug-In(印刷用) 使用するアプリケーションプログラムの実行ユーザ
EUR Web Plug-In(プレビュー用) 使用するアプリケーションプログラムの実行ユーザ
BSP-RM連携コマンド(eursmprコマンド) 使用するアプリケーションプログラムの実行ユーザ※2
ファイル監視サービス ローカルシステムアカウント(SYSTEM)※1
注※1
デフォルトの実行ユーザです。
注※2
IISとASP Scriptでブラウザから出力する場合,匿名ログオンを使用したときの実行ユーザは匿名ユーザ(IUSER),認証ログインを使用したときの実行ユーザはログインユーザです。

EUR Print Serviceの実行ユーザを次に示します。

なお,Server Service制御コマンド(eurpmctrlコマンド)およびSpool Service制御コマンド(eurpmlsctrlコマンド)はEURの起動管理に使用するコマンドです。使用方法については,マニュアル「EUR システム構築ガイド」を参照してください。