製図システム HICAD/DRAFT for Windows マクロ編
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- 【機能】
- 入力した図形,要素,表,表項目,または層にユーザ属性を定義します。
- 【構文】
- SATR(a:b:c:d:e:f)
- 【引数】
- a I ユーザ属性の種別
- b CE 属性を定義する対象
- c I 属性番号
- d I C種パラメタ設定フォーマット
- e I 設定開始アドレス
- f CIR*N 属性データ
- 【戻り値】
- I 次回設定アドレス
- 【解説】
- ユーザ属性の種別を次のように指定します。
1:図形
2:要素
3:表
4:表項目
5:層
- 属性を定義する対象は,ユーザ属性の種別が表の場合は表名称,層の場合は層ニモニック,またはユーザ層名称でも指定できます。
- 属性番号で指定できる範囲は1〜9999です。
- C種パラメタ設定フォーマットを次のように指定します。
0:フリー
先頭4バイトに文字列長をセットし,5バイト目から文字列をセットします。
n:固定長
nバイトの固定長で文字列を設定します。
1〜400の整数で長さを指定します。
文字列がnより短い場合,後に空白を設定します。
文字列がnより長い場合,先頭からnバイトに納まる文字まで設定し,後の文字列を無視します。
- 設定開始アドレスで指定できる範囲は1〜2999です。
- 属性データは文字列,整数,および実数で合計2,999バイトまで指定できます。
- 入力する属性データが2,999バイトを超えた場合,2,999バイトまでが設定されて,\\frtnに-4が返されます。
- 次の場合,ユーザ属性は設定できません。
・指定した図形,または要素に,既にユーザ属性が21個定義されていて,かつ新しい属性番号で定義する場合
・指定した図形,または要素に,範囲外の属性番号が定義されている場合
- この関数は,マクロ図形では使えません。
- 【例題】
a.i=1 ;
b.e=#300.1(0) ;
c.i=1 ;
d.i=0 ;
e.i=1 ;
f.CIR*N=10,"AB","XYZ" ;
x.i=SATR(&a:&b:&c:&d:&e:&f) ;
g.i=5 ;
y.i=SATR(&a:&b:&c:&d:&x:&g) ;
![[図データ]](FIGURE/ZU041700.GIF)
a.i=1 ;
b.e=#300.1(0) ;
c.i=1 ;
d.i=4 ;
e.i=1 ;
f.CIR*N=10,"AB","UVXYZ" ;
x.i=SATR(&a:&b:&c:&d:&e:&f) ;
![[図データ]](FIGURE/ZU041800.GIF)
(凡例)△:半角文字の空白一つを表します。
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