製図システム HICAD/DRAFT for Windows マクロ編

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1.3.2 マクロ図形の修正

マクロ図形を修正する手順を次に示します。

[図データ]

上の手順に沿って,先ほど作成したマクロ図形(macz)を修正します。次に示すように,長円の中の円の直径を,長円の幅の1/6に変更します。

[図データ]

<この項の構成>
(1) 編集開始
(2) 修正
(3) 保管
(4) 編集終了

(1) 編集開始

マクロ図形のソースを出力します。

1. メニューバーの[マクロ(M)]メニューで[マクロ編集]を指定して,そのあと何も入力しないで<Enter>を押してマクロ名リストダイアログを表示させます。

2. ファイル名からmacz.fを選択して[OK]ボタンを押します。

3. 図面サイズと尺度の問い合わせで次のように入力します。
 
A3<Enter>
 
[図データ]

4. マクロ編集ダイアログが表示されます。
[図データ]

(2) 修正

マクロ図形を修正します。

5. ステートメントの1行目が表示されています。
マクロ編集ダイアログの[▼]ボタンを押します。

6. ナガサの入力で,次のように入力します。
 
100<;>
 
[図データ]

7. ハバの入力で,次のように入力します。
 
50<;>
 
[図データ]

8. カンカクの入力で,次のように入力します。
 
50<Enter>
 
[図データ]

9. マクロ編集ダイアログの[▼▼]ボタンを押して,前進ダイアログを表示させます。

10. 行数に5と入力します。

11. [OK]ボタンを押します。
[図データ]

12. ステートメントの次の行が表示されます。
 
00000700 define         ;  d.r= &w/4.0 ;
 
マクロ編集ダイアログの[削除]ボタンを押して,この行を削除します。
[図データ]

13. マクロ編集ダイアログの[ツール]ボタンを押して,マクロ編集ツールメニューを表示します。
[図データ]

14. マクロ編集ツールメニューの[変数]ボタンを押してから,コマンドエリアに次のように入力します。
 
d.r=&w/6.0<Enter>
 
[図データ]

(3) 保管

修正したマクロ図形を保管します。

15. マクロ編集ダイアログの[▼▼]ボタンを押して,前進ダイアログを表示させます。

16. 行数に0と入力します。
実行を完了した行までが保管の対象になるので,最終行まで前進します。

17. [OK]ボタンを押します。
[図データ]

18. マクロ編集ダイアログの[保管]ボタンを押します。

19. 保管ダイアログが表示されます。マクロ名には最初に入力した名称が表示されているので,よければ[OK]ボタンを押します。
[図データ]

20. マクロ図形の配置点を問い合わせてきます。オぺランドメニューから「交点」を選択して,長円の中心線を2本とも指示(#)します。
[図データ]

(4) 編集終了

マクロ図形の編集を終了します。

21. マクロ編集ダイアログの[終了]ボタンを押します。
これで,マクロ図形の編集を終了しました。