指定したビットマップファイル（bmp），JPEGファイル（jpg），またはTIFFファイル（tif）を指定した図面上に表示します。

入力順序	ガイダンス	入力パラメタ種別	パラメタ説明
1	[図面]	P	表示対象となる図面を指定します。指定を省略すると，活性図面が対象となります。
2	[表示位置]	OM2	イメージの表示位置を指定します。指定を省略すると，図面の左下隅が表示位置になります。
3	[画像密度]	C	画像の解像度を指定します。
4	[イメージデータファイル名]	C	表示するイメージを指定します。指定を省略すると，ファイル入力ダイアログを表示します。

• 画像密度の指定方法
  

  ダイアログ入力の場合

  画像密度グループから選択します。グループ中のDPIに該当するものがない場合，エディットボックス横のボタンをピックして数値を入力します。

  コマンドライン入力の場合

  1〜999の範囲の値を指定します。

• コマンドラインからのイメージデータファイル名の指定方法
  
  • 直接ファイル名を指定します。ディレクトリ名称を省略すると，インストールフォルダの下の\hicad\usrから入力されます。
  • ファイル名を省略した場合，ファイル入力ダイアログから指定します。
  • 指定するときは，「画像密度」を必ず指定してください。

• 図面上に表示できるイメージは50個までです。
• 指定した左下点を原点にして，イメージデータが図面の外にはみ出る場合は入力できません。
• 幅が16ドット，高さが8ドット未満のイメージは入力できません。
• 幅，および高さが32752ドット以上のイメージは入力できません。
• TIFFファイル入力するイメージの圧縮タイプはMMR圧縮と非圧縮です。BITMAPとJPEGファイルの場合は非圧縮とします。
• 入力できるイメージの1ピクセル当たりのビット数は1（白黒），4（16色），8（256色）です。TIFFファイルは1ピクセル1ビットだけです。
• カラーイメージライブラリがない場合，JPEGファイル，およびTIFFファイルは入力できません。
• ダイアログ入力の場合
  
  • ファイルの複数選択はできません。
  • ファイルの種類で選択している拡張子のファイルだけ指定できます。
  • 画像密度グループのエディットボックスには0以上の数値を必ず入力してください。
  • ファイルの種類でTIFFを選択した場合，省略ボタンを指定できます。省略ボタン指定時は，TIFFファイル中に持っている画像密度に従ってファイル入力されます。