製図システム HICAD/DRAFT for Windowsコマンド編
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自動回転(Ifarot)![[図データ]](FIGURE/ZU160560.GIF)
機能
指示したイメージ(1)の中心を基準に,始点(2),終点(3)を結ぶ線分が水平,または垂直な基準線(4)に平行になるように回転します。
![[図データ]](FIGURE/ZU160570.GIF)
入力パラメタ
入力順序 |
ガイダンス |
入力パラメタ種別 |
パラメタ説明 |
1 |
回転イメージ |
OMi7 |
回転するイメージを指示します。
|
2 |
始点 |
OM2 |
基準軸平行とするための線分の始点を指示します。 |
3 |
終点 |
OM2 |
基準軸平行とするための線分の終点を指示します。 |
4 |
回転基準軸 |
C |
基準軸を指定します。
- 基準軸は,次のように指定します。
0:水平軸
1:垂直軸
- ダイアログボックスから選択することもできます。
|
補足説明
- 指示した線分を水平とする場合の回転方向。
水平軸に対して線分の傾きが90度以下:時計方向(右回り)
水平軸に対して線分の傾きが90度超:反時計方向(左回り)
- 指示した線分を垂直とする場合の回転方向。
垂直軸に対して線分の傾きが90度以下:反時計方向(左回り)
垂直軸に対して線分の傾きが90度超:時計方向(右回り)
- 回転後のイメージが図面からはみ出す場合は,図面からはみ出した部分を自動的に切り落とします。
- このコマンドを繰り返し実行すると,表示が粗くなります。これは,回転時にデータ補正(ビット演算)をするためです。
- 回転後のイメージ存在領域は,回転後のイメージを含む最小の矩形領域になります。
注意事項
- イメージモードの「イメージの重なり」モードが不可のときに,ほかのイメージと重なる回転をした場合はエラーになります。イメージモードメニューについては,「8.5 モード変更[環境(C)/モード変更]」の「イメージ」を参照してください。
- イメージ詳細編集中の図面には実行できません。
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