製図システム HICAD/DRAFT for Windowsコマンド編
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層間複写(dexcptol)![[図データ]](FIGURE/ZU121790.GIF)
機能
入力パラメタ
入力順序 |
ガイダンス |
入力パラメタ種別 |
パラメタ説明 |
1 |
[複写対象] |
OMDXE9 |
複写する層,図形,要素,寸法,記号,注記,または表領域をオペランドメニューで指定します。
省略すると,活性の形状層を対象にします。 |
2 |
[複写先層] |
CE*N |
複写先の層を指定します。 |
3 |
[形状変化(有=C/無=省略)] |
C |
形状を変化させるかどうか指定します。 |
補足説明
- 「複写先層」を省略すると,「複写対象」での指定によって次に示す層が設定されます。
「複写対象」での指定 |
「複写先層」での設定 |
形状データ |
活性の形状層 |
寸法・記号データ |
活性の寸法・記号層 |
注記データ |
活性の注記層 |
表データ |
活性の表層 |
- 複写先の層原点と尺度に合うように複写するときは,「形状変化」でCと入力します。また,画面上での位置が変わらないように複写するときは,「形状変化」の指定を省略します。
- 複写先の層に,すでに形状データがあるときは,図形単位で追加します。
- 複写先の層にユーザ属性が定義されているときは,「複写対象」の層のユーザ属性を複写しません。図形,および要素が持つすべての情報(色,線種など)は,そのまま複写します。また,形状に定義したユーザ属性も複写します。
- 指定した層にある図形の隠線領域を複写するかどうかは,コマンド特有モードメニュー,またはシステムモードメニューで選択できます。
- 直線をトリミングしているシンボルを複写するとき,複写先が直線であればトリミングします。
注意事項
- 「複写対象」に,寸法,記号,注記,および表領域を指定したとき,「形状変化」でCを指定しても無視されます。
- 「複写対象」と「複写先層」の両方を省略した場合は,何も処理しません。
- 「複写対象」のデータの種別と「複写先層」の層の種別は一致していなければなりません。
- 「複写対象」で指定できる層は,活性層,および参照層だけです。また,複写元の層と複写先の層は,同じグループでなければなりません。
- 「複写対象」のデータの層と「複写先層」の層が同じときは,複写できません。
- 一度に指定できる図形の数は,最大100個です。
- 配置部品の要素は指定できません。
- 指定した要素に接続している寸法は複写しません。
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