製図システム HICAD/DRAFT for Windowsコマンド編
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層間移動(dexmvtol)![[図データ]](FIGURE/ZU121590.GIF)
機能
入力パラメタ
入力順序 |
ガイダンス |
入力パラメタ種別 |
パラメタ説明 |
1 |
[移動対象] |
OMDXE8 |
移動する層,図形,要素,寸法,記号,注記,または表領域をオペランドメニューで指定します。
省略すると,活性の形状層を対象にします。 |
2 |
[移動先層] |
CE |
移動先の層を指定します。 |
3 |
[形状変化(有=C/無=省略)] |
C |
形状を変化させるかどうか指定します。 |
補足説明
- 指定できる層ニモニックを次に示します。
- 形状層 :M0〜M80の81層
- 寸法・記号層 :DD0〜DD9の10層
- 注記層 :DN0〜DN4の5層
- 表層 :DT0〜DT4の5層
- ユーザ層名称
- 「移動先層」を省略すると,「移動対象」での指定によって次に示す層が設定されます。
「移動対象」での指定 |
「移動先層」での設定 |
形状データ |
活性の形状層 |
寸法・記号データ |
活性の寸法・記号層 |
注記データ |
活性の注記層 |
表データ |
活性の表層 |
- 移動先の層原点と尺度に合うように移動するときは,「形状変化」でCを入力します。また,画面上での位置が変わらないように移動するときは,「形状変化」の指定を省略します。
- 移動先の層に,すでに形状データがあるときは,図形単位で追加します。
- 移動先の層にユーザ属性が定義されているときは,「移動対象」の層のユーザ属性を移動しません。図形,および要素が持つすべての情報(色,線種など)は,そのまま移動します。また,形状に定義したユーザ属性も移動します。
- 直線をトリミングしているシンボルを移動するとき,移動先が直線であればトリミングします。この場合,移動元は一本の直線に戻ります。
- 「形状変化」でCを指定したときは,接続する寸法を再描画します。
注意事項
- 「移動対象」に,寸法,記号,注記,および表領域を指定したとき,「形状変化」でCを指定しても無視されます。
- 「移動対象」と「移動先層」の両方を省略した場合は,何も処理しません。
- 「移動対象」のデータの種別と「移動先層」層の種別は一致していなければなりません。
- 「移動対象」で指定できる層は,活性層,および参照層だけです。
- 「移動対象」のデータの層と「移動先層」の層が同じときは,移動できません。
- 塗りつぶし図形,および配置部品の要素は指定できません。
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