64ビット版のWindows Serverで，次に示す条件を満たすときは，OSの仕様によって印刷に失敗することがあります。

• 32ビット印刷プログラム（EUR Print ManagerとEUR Print Manager - Report Serverを含む）で，印刷を複数回実行したとき（実行する印刷プログラムが同じプログラムかどうかは関係ありません）
• 先に実行したユーザーと異なる実行ユーザーIDで印刷したとき

なお，32ビット印刷プログラムがサービスプログラム^※の場合は，次に示す注意が必要です。

• サービスプログラムとそれ以外のプログラムでは，実行ユーザーIDをローカルシステムアカウント以外のユーザー（例：ログオンユーザー）に設定しても，異なるユーザーとしてOSに認識されます。
• サービスプログラム同士^※の場合，実行ユーザーIDがローカルシステムアカウントの場合は，同一ユーザーとして認識されるため問題は発生しません。

印刷に失敗したときは，印刷プログラムの実行ユーザーIDを一つにしてください。EUR Print ManagerとEUR Print Manager - Report Serverのデフォルトの実行ユーザーIDはローカルシステムアカウントです。なお，32ビット印刷プログラムが両方ともサービスプログラム^※の場合は，実行ユーザーIDはローカルシステムアカウントで統一する必要があります。

実行ユーザーIDの変更方法については，OSのマニュアルを参照してください。

注※　EUR Print ManagerとEUR Print Manager - Report Serverを含みます。または，サービスプログラムから起動されるプログラムです。

64ビット版のWindows ServerでEUR Print Manager - Adapterを使用する場合，呼び出すプログラムの動作モードに応じて，次のモジュールを使用してください。

32ビットプログラムから呼び出すとき

• ActiveX起動部品（32ビット版）
• Java起動部品（32ビット版）
• COBOL起動部品（32ビット版）
• コマンド起動部品（32ビット版）

64ビットプログラムから呼び出すとき

• ActiveX起動部品（64ビット版）
• Java 起動部品（64ビット版）
• COBOL起動部品（64ビット版）
• コマンド起動部品（32ビット版）

コマンド起動部品（64ビット版）は提供していません。

64ビット版のWindows ServerでEUR Print Manager - Report Server Adapterを使用する場合，呼び出すプログラムの動作モードに応じて，次のモジュールを使用してください。

32ビットプログラムから呼び出すとき

• ActiveX起動部品（32ビット版）
• Java起動部品（32ビット版）
• コマンド起動部品（32ビット版）

64ビットプログラムから呼び出すとき

• ActiveX起動部品（64ビット版）
• Java起動部品（64ビット版）
• コマンド起動部品（32ビット版）

コマンド起動部品（64ビット版）は提供していません。