EUR Print Managerで扱える文字コードを次に示します。

表15-2　EUR Print Managerで扱える文字コード

対象		エンコーディング
		Windows	UNIX/Linux
			Shift-JIS ※1	EUC ※1	UTF-8 ※1	特定しない ※1
EUR Print Managerで扱えるファイルの名前，およびパス		Shift-JIS	Shift-JIS	EUC ※2	UTF-8（BOMなし）※2	Shift-JIS （ASCII範囲）
印刷データファイルのデータ	EPF形式ファイル EUR形式ファイル PDF形式ファイル Excel形式ファイル	Shift-JIS	Shift-JIS	EUC ※2	UTF-8（BOMなし）※2	Shift-JIS （ASCII範囲）
印刷定義ファイルの定義情報	帳票ファイル	Shift-JIS UTF-16（BOMあり）※3	Shift-JIS UTF-16（BOMあり）※3	Shift-JIS UTF-16（BOMあり）※3	Shift-JIS UTF-16（BOMあり）※3	Shift-JIS UTF-16（BOMあり）※3
	複数様式情報定義ファイル 文書情報設定ファイル 接続情報ファイル 置き換え表管理情報ファイル Acrobat JavaScript定義ファイル ビューアプレファレンス定義ファイル	Shift-JIS UTF-8（BOMあり）※4 UTF-16（BOMあり）※3	Shift-JIS UTF-16（BOMあり）※3	EUC UTF-16（BOMあり）※3	UTF-8（BOMあり） UTF-8（BOMなし） UTF-16（BOMあり）※3	UTF-16（BOMあり）※3, ※5
ユーザーデータファイルの定義情報	マッピングデータファイル ユーザ定義データファイル 可変記号値定義ファイル しおり定義ファイル 文書しおり定義ファイル 仕分け定義情報ファイル 暗号化設定ファイル PDF仕分け定義ファイル	Shift-JIS UTF-8（BOMあり）※4 UTF-16（BOMあり）※3	Shift-JIS UTF-16（BOMあり）※3	EUC ※6 UTF-16（BOMあり）※3	UTF-8（BOMあり）※6 UTF-8（BOMなし）※6 UTF-16（BOMあり）※3	UTF-16（BOMあり）※3, ※7
	帳票セット指定ファイル	Shift-JIS UTF-8（BOMあり）※2, ※4 UTF-16（BOMあり）※2, ※3	Shift-JIS UTF-16（BOMあり）※2, ※3	EUC ※6 UTF-16（BOMあり）※2, ※3	UTF-8（BOMあり）※6 UTF-8（BOMなし）※6 UTF-16（BOMあり）※2, ※3	UTF-16（BOMあり）※3, ※7
蓄積ファイルの定義情報		Shift-JIS	Shift-JIS	EUC ※2	UTF-8（BOMなし）※2	Shift-JIS （ASCII範囲）
構成定義ファイルの定義情報	出力先定義ファイル 印刷管理サーバプリンタクラス定義ファイル 印刷先定義ファイル 拠点プリンタクラス定義ファイル 帳票振り分け定義ファイル 蓄積管理ユーザ定義ファイル クライアントプリンタクラス定義ファイル	Shift-JIS	Shift-JIS	EUC ※2	UTF-8（BOMなし）※2	Shift-JIS （ASCII範囲）
ActiveXクライアント情報ファイルの定義情報		Shift-JIS	Shift-JIS	EUC ※2	UTF-8（BOMなし）※2	Shift-JIS （ASCII範囲）
印刷日時出力定義ファイルの定義情報		Shift-JIS UTF-8（BOMあり）※2, ※4 UTF-16（BOMあり）※2, ※3	Shift-JIS UTF-16（BOMあり）※2, ※3	EUC ※6 UTF-16（BOMあり）※2, ※3	UTF-8（BOMあり）※6 UTF-8（BOMなし）※6 UTF-16（BOMあり）※2, ※3	UTF-16（BOMあり）※3
EURPM分割定義ファイルおよびEURPM仕分け定義ファイルの定義情報		Shift-JIS UTF-8（BOMあり）※4 UTF-16（BOMあり）※2, ※3	Shift-JIS UTF-16（BOMあり）※2, ※3	EUC ※2 UTF-16（BOMあり）※2, ※3	UTF-8（BOMあり）※2 UTF-8（BOMなし）※2 UTF-16（BOMあり）※2, ※3	UTF-16（BOMあり）※2, ※3
環境設定ファイルのキーに指定する情報，および値		Shift-JIS	Shift-JIS	EUC ※2	UTF-8（BOMなし）※2	Shift-JIS （ASCII範囲）
ログファイルに出力される情報		Shift-JIS	UTF-16（BOMあり）※8	UTF-16（BOMあり）※8	UTF-16（BOMあり）※8	UTF-16（BOMあり）※8

（凡例）

−：該当する項目がないことを示します。

注※1

EUR Print Managerのエンコーディングは，OSの言語およびロケール情報によって決まります。詳細については，「付録E　表示言語とエンコーディング」を参照してください。

なお，OSの言語およびロケール情報が，Shift-JIS，EUC，およびUTF-8のどれにも対応しない場合，EUR Print Managerのエンコーディングを特定しません。そのため，入力データの文字コードの変換ができないので，入力データとして扱えるのは，表15-2に示す範囲のデータとなります。

注※2

Shift-JISエンコーディングで表現できる範囲を対象とします。

注※3

エンディアンは，BOMで自動判別します。

注※4

Windows環境にはロケールがないため，BOMで自動判別します。

注※5

EUR Print Managerの実行環境がエンコーディングを特定しない環境の場合，帳票ファイル以外の印刷定義ファイルには，「UTF-16（BOMあり）」のファイルに加えて，その環境でEUR Print Serviceがサポートするエンコーディングのファイルを指定できます。EUR Print Serviceのロケールおよびエンコーディングのサポート範囲については，マニュアル「EUR サーバ帳票出力」を参照してください。

注※6

EUR Print Manager - AdapterとEUR Print Manager間でファイル転送時に文字コードを変換する場合，Shift-JISエンコーディングで表現できる範囲をサポート範囲とします。文字コードを変換する条件については，「15.1.4　ファイル転送時の文字コード変換」を参照してください。

注※7

EUR Print Manager - Adapterの実行環境がエンコーディングを特定しない環境の場合，ファイル転送時に文字コードを変換しないため，ユーザーデータファイルには「UTF-16（BOMあり）」のファイルに加えて，接続先のEUR Print Managerの実行環境でEUR Print Serviceがサポートするエンコーディングのファイルを指定できます。文字コードを変換する条件については，「15.1.4　ファイル転送時の文字コード変換」を参照してください。また，EUR Print Serviceのロケールおよびエンコーディングのサポート範囲については，マニュアル「EUR サーバ帳票出力」を参照してください。

注※8

適用OSごとのエンディアンを次に示します。

適用OS	エンディアン
Windows	リトルエンディアン
AIX	ビッグエンディアン
HP-UX	ビッグエンディアン
Linux	リトルエンディアン