クライアントPCでは,プリンタとトレイを組み合わせて,クライアントプリンタクラスとして定義できます。クライアントプリンタクラスを設定すると,プリンタに任意の名前を付けられるため,プリンタを簡単に管理できます。また,プリンタとトレイを一度に指定できます。
クライアントプリンタクラスの設定は,[EUR Print Manager - Client 構成定義]ダイアログで行います。EUR Print Manager - ClientがインストールされたクライアントPCで設定してください。
[EUR Print Manager - Client 構成定義]ダイアログでクライアントプリンタクラスを設定したら,EUR Print Manager - Clientを再起動してください。
クライアントプリンタクラスの設定は,システム管理者がひな型として配布することもできます。配布したファイルを使えば,各クライアントPCでクライアントプリンタクラスを設定する手間が省けます。
スタートメニューの[プログラム]−[EUR Print Manager - Client]−[EUR Print Manager - Client 構成定義]を選択すると,[EUR Print Manager - Client 構成定義]ダイアログが表示されます。
図4-6 [EUR Print Manager - Client 構成定義]ダイアログの設定項目
![[図データ]](FIGURE/CO021000.GIF)
- [プリンタクラス一覧]
- 登録したクライアントプリンタクラスの一覧が表示されます。[プリンタクラス名],[プリンタ名],[トレイ名],[説明]をクリックすると,Shift-JISのコード順にソートして表示されます。
- [プリンタクラス名]
- 登録したクライアントプリンタクラス名が表示されます。クライアントプリンタクラス名は,登録順に表示されます。
- [プリンタ名]
- クライアントプリンタクラス名と対応するOS上のプリンタが表示されます。プリンタの種類と状態は,次に示すアイコンで示します。
-
:OS上の通常使うプリンタ
-
:OS上の通常使うプリンタ以外のOSに登録されているプリンタ
-
:OSに登録されていないプリンタ
OSに登録されていないプリンタは,次に示すどちらかの場合に存在します。
・配布された構成定義ファイルを,テキストエディタなどで編集したとき
・プリンタクラス一覧に追加登録したプリンタを,OSから削除したり,名称変更したりしたとき
- [トレイ名]
- クライアントプリンタクラス名と対応するOS上のプリンタのトレイが表示されます。
- [説明]
- クライアントプリンタクラスの説明が表示されます。
- [追加]ボタン
- [プリンタクラスの追加]ダイアログが表示され,クライアントプリンタクラスが登録できます。ただし,クライアントプリンタクラスの登録数が上限を超えていた場合は,不活性になります。最大登録数のデフォルトは,65,536個です。
- [変更]ボタン
- [プリンタクラスの変更]ダイアログが表示され,クライアントプリンタクラスの情報が変更できます。
- [削除]ボタン
- 削除を確認するダイアログが表示され,クライアントプリンタクラスが削除できます。
- 参考
- [EUR Print Manager - Client 構成定義]ダイアログはタスクトレイのアイコンから表示することもできます。
![[図データ]](FIGURE/CO021300.GIF)
- [構成定義]をクリックすると,[EUR Print Manager - Client 構成定義]ダイアログが表示されます。
- [バージョン情報]をクリックすると,[EUR Print Manager - Clientのバージョン情報]ダイアログが表示されます。
![[図データ]](FIGURE/CO021400.GIF)
- [終了]をクリックすると,EUR Print Manager - Clientが終了します。
- <この節の構成>
- 4.5.1 クライアントプリンタクラスの追加
- 4.5.2 クライアントプリンタクラスの変更
- 4.5.3 クライアントプリンタクラスの削除
- 4.5.4 クライアントプリンタクラスの設定の配布
- 4.5.5 プリンタ非表示の設定
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