蓄積フォルダに格納されている蓄積ファイルの一覧を取得したい場合，次に示す値を設定してファイルを検索し，一覧を取得できます。

なお，一覧を取得する際は，取得する情報量に応じた処理時間が掛かります。一度に一覧に取得する蓄積ファイルの件数は，10,000件程度までとすることを推奨します。

蓄積ファイルの一覧取得を実行するメソッドを次に示します。

表2-2　蓄積ファイルの一覧取得を実行するメソッド

起動部品	メソッド
RS-ActiveX起動部品	GetSpoolFileOutline
RS-Java起動部品	getSpoolFileOutline
RS-コマンド起動部品	EURPMLSC.exe /mオプションのgetoutline

蓄積ファイルの一覧を取得するときに設定する項目を，次に示します。

表2-3　蓄積ファイルの一覧を取得するときに設定する項目

蓄積ファイルの検索条件の設定		起動部品の設定項目	指定する値
IPアドレス		RS-ActiveX起動部品：ServerAddressプロパティ RS-Java起動部品：setServerAddressメソッド RS-コマンド起動部品：eurpmlscコマンドの/svrオプション	255.255.255.255形式
検索条件	ジョブID	RS-ActiveX起動部品：SearchJobIDプロパティ RS-Java起動部品：setSearchJobIDメソッド，またはsetSearchJobIDMultiメソッド RS-コマンド起動部品：eurpmlscコマンドの/idオプション	ジョブID（36バイト以内の文字列）
	格納ファイル名	RS-ActiveX起動部品：SearchSpoolFileNameプロパティ RS-Java起動部品：setSearchSpoolFileNameメソッド RS-コマンド起動部品：eurpmlscコマンドの/incオプション	格納ファイル名（255バイト以内の文字列）
	プリンタクラス名	RS-ActiveX起動部品：SearchPrinterClassNameプロパティ RS-Java起動部品：setSearchPrinterClassNameメソッド RS-コマンド起動部品：eurpmlscコマンドの/pcオプション	プリンタクラス名（80バイト以内の文字列）
	ファイル作成日時の範囲（開始）	RS-ActiveX起動部品：SearchCreateTimeStartプロパティ RS-Java起動部品：setSearchCreateTimeStartメソッド RS-コマンド起動部品：eurpmlscコマンドの/tsオプション	YYYYMMDDhhmmss形式
	ファイル作成日時の範囲（終了）	RS-ActiveX起動部品：SearchCreateTimeEndプロパティ RS-Java起動部品：setSearchCreateTimeEndメソッド RS-コマンド起動部品：eurpmlscコマンドの/teオプション	YYYYMMDDhhmmss形式
	ジョブ検索キーの分類	RS-ActiveX起動部品：SearchJobKeyCategoryプロパティ RS-Java起動部品：setSearchJobKeyCategoryメソッド RS-コマンド起動部品：eurpmlscコマンドの/fcオプション	ジョブ検索キーの分類（80バイト以内の文字列）
	ジョブ検索キー	RS-ActiveX起動部品：SearchJobKeyDataプロパティ RS-Java起動部品：setSearchJobKeyDataメソッド RS-コマンド起動部品：eurpmlscコマンドの/fdオプション	ジョブ検索キー（80バイト以内の文字列）