印刷データに付けられる属性情報は，蓄積時に起動部品または印刷先定義ファイルで設定します。ただし，印刷先定義ファイルで属性情報を設定できるのは，帳票を分割または仕分けして蓄積する場合だけです。

蓄積ファイルに設定できる属性情報を次の表に示します。

表2-1　蓄積ファイルに設定できる属性情報

項番	属性情報	起動部品	印刷先定義ファイル
1	蓄積ファイルの格納ファイル名	○	○
2	蓄積期限日	○	×
3	蓄積ファイルの取得可否	○	○
4	印刷上限回数	○	○
5	実行できる印刷方式	○	○
6	プリンタクラス名	○	○
7	プリンタ名	○	○
8	トレイ名	○	○
9	プリンタ指定方法 （拠点サーバで印刷する場合）	○	○
10	帳票振り分け定義の振り分けグループ名 （拠点サーバで印刷する場合）	○	○
11	ダイアログ表示モード （クライアントPCで印刷する場合）	○	○
12	クライアントPCのIPアドレス （クライアントPCで印刷する場合）	○	○
13	ジョブ検索キー（検索用のキー情報）の分類	○	○
14	ジョブ検索キー（検索用のキー情報）の値	○	○

（凡例）

○：設定できます。

×：設定できません。

なお，起動部品と印刷先定義ファイルでは，印刷先定義ファイルの設定が優先されます。印刷先定義ファイルの詳細については，「15.6.3　印刷先定義ファイル」を参照してください。

また，蓄積ファイルに設定した属性情報を取得したり，変更したりすることもできます。取得方法については「2.3.2　蓄積ファイルの属性値の取得」を，変更方法については「2.3.3　蓄積ファイルの属性値の変更」を，それぞれ参照してください。