帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR Print Manager 帳票出力

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1.11.1 Excelを使用したクライアントPCでの印刷手順

クライアントPCでExcelを使用して帳票を印刷する手順を次に示します。

  1. 帳票ファイルの設定
    印刷する帳票ファイル名を設定します。
    帳票ファイルを設定する項目を,次に示します。
    帳票ファイルの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    帳票ファイルの名前 ActiveX起動部品:ReportFileNameプロパティ
    Java起動部品:setReportFileNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数(REPORTNAMEパラメタ)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/rfオプション
    帳票ファイル名(255バイト以内の文字列)
  2. Excel形式ファイルの設定
    Excel形式ファイル名を設定します。
    Excel形式ファイルを設定する項目を,次に示します。
    Excel形式ファイルの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    Excel形式ファイル名 ActiveX起動部品:XLSXFileNameプロパティ
    Java起動部品:setXLSXFileNameメソッド
    COBOL起動部品:OutputXLSXReport関数(XLSXFILENAMEパラメタ)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/xlfnオプション
    Excel形式ファイル名(255バイト以内の文字列)
  3. マッピングデータファイル,または帳票セット指定ファイルの設定
    マッピングデータファイル名,または帳票セット指定ファイル名のどちらかを設定します。
    マッピングデータファイル,または帳票セット指定ファイルを設定する項目を,次に示します。
    ユーザーデータファイルの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    マッピングデータファイルの名前 ActiveX起動部品:DataFileNameプロパティ
    Java起動部品:setDataFileNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数(MAPPINGDATAパラメタ)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/mapオプション
    マッピングデータファイル名(255バイト以内の文字列)
    帳票セット指定ファイルの名前 ActiveX起動部品:MultiReportSetFileNameプロパティ
    Java起動部品:setMultiReportSetFileNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数(REPORTSETFILEパラメタ)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/mrsオプション
    帳票セット指定ファイル名(255バイト以内の文字列)
  4. ユーザーデータファイル,印刷定義ファイル,および印刷付加情報の設定
    必要に応じて,ユーザーデータファイル(ユーザ定義データファイルなど),印刷定義ファイル(複数様式情報定義ファイル,文書情報設定ファイル,置き換え表管理情報ファイルなど)および印刷付加情報(印刷開始ページ,印刷部数,ページ番号など)を設定します。
  5. クライアントPCでの印刷
    印刷管理サーバから印刷データをクライアントPCに送り,クライアントPCでExcelを起動して,帳票を表示します。Excelで帳票を印刷する手順については,「4.6.13 Excelを使用した印刷」を参照してください。
    参考
    起動部品はアプリケーションサーバで設定します。詳細については次の章を参照してください。