帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR Print Manager 帳票出力

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1.5.1 帳票を対話型印刷する手順

クライアントPCで帳票を対話型印刷する手順を次に示します。

<この項の構成>
(1) 印刷管理サーバの設定

(1) 印刷管理サーバの設定

印刷管理サーバの設定方法を次に示します。

  1. 印刷方法の設定
    帳票を印刷する方法を設定します。
    印刷方法を設定する項目を,次に示します。
    印刷方法の設定 起動部品の設定項目 指定する値
    印刷方法 ActiveX起動部品:PrintModeプロパティ
    Java起動部品:setPrintModeメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数(PRINTMODEパラメタ)
    1(クライアントPCで印刷する)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/pmオプション cl(クライアントPCで印刷する)
  2. クライアントPCの設定
    クライアントPCのIPアドレスを指定します。
    クライアントPCを設定する項目を,次に示します。
    クライアントPCの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    IPアドレス ActiveX起動部品:ClientAddressプロパティ
    Java起動部品:setClientAddressメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数(CLIENTADDRパラメタ)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/clientオプション
    255.255.255.255形式
  3. ダイアログの設定
    帳票を受信したときにダイアログを表示するかどうかを設定します。または,帳票を受信したときに印刷プレビューを表示したあとに,ダイアログを表示するかどうかを設定します。
    ダイアログを設定する項目を,次に示します。
    ダイアログの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    ダイアログを表示するかどうか ActiveX起動部品:DispPrintDlgプロパティ
    Java起動部品:setDispPrintDlgメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数(DISPPRINTDLGパラメタ)
    0(対話型印刷)
    2(対話型印刷プレビュー表示)
    4(対話型印刷プレビュー表示限定)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/dialogオプション dialog(対話型印刷)
    preview(対話型印刷プレビュー表示)
    pvonly(対話型印刷プレビュー表示限定)

    注※ 印刷は実行できません。


  4. プリンタクラス名の設定
    同じ帳票が送られてきたときに,前回印刷時に指定したプリンタ名とトレイ名をデフォルト表示するためには,帳票のプリンタクラス名で前回印刷時の情報を記憶させます。
    プリンタクラス名を設定する項目を,次に示します。
    プリンタクラス名の設定 起動部品の設定項目 指定する値
    プリンタクラス名 ActiveX起動部品:PrinterClassNameプロパティ
    Java起動部品:setPrinterClassNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数(PRINTERCLASSNAMEパラメタ)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/prcオプション
    プリンタクラス名(80バイト以内の文字列)
  5. 帳票ファイルの設定
    印刷する帳票ファイル名を設定します。
    帳票ファイルを設定する項目を,次に示します。
    帳票ファイルの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    帳票ファイルの名前 ActiveX起動部品:ReportFileNameプロパティ
    Java起動部品:setReportFileNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数(REPORTNAMEパラメタ)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/rfオプション
    帳票ファイル名(255バイト以内の文字列)
  6. マッピングデータファイル,または帳票セット指定ファイルの設定
    マッピングデータファイル名,または帳票セット指定ファイル名のどちらかを設定します。
    マッピングデータファイル,または帳票セット指定ファイルを設定する項目を,次に示します。
    ユーザーデータファイルの設定 起動部品の設定項目 指定する値
    マッピングデータファイルの名前 ActiveX起動部品:DataFileNameプロパティ
    Java起動部品:setDataFileNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数(MAPPINGDATAパラメタ)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/mapオプション
    マッピングデータファイル名(255バイト以内の文字列)
    帳票セット指定ファイルの名前 ActiveX起動部品:MultiReportSetFileNameプロパティ
    Java起動部品:setMultiReportSetFileNameメソッド
    COBOL起動部品:PrintReport関数(REPORTSETFILEパラメタ)
    コマンド起動部品:eurpmcコマンドの/mrsオプション
    帳票セット指定ファイル(255バイト以内の文字列)
  7. ユーザーデータファイル,印刷定義ファイル,および印刷付加情報の設定
    必要に応じて,ユーザーデータファイル(ユーザ定義データファイルなど),印刷定義ファイル(複数様式情報定義ファイル,文書情報設定ファイル,置き換え表管理情報ファイルなど)および印刷付加情報(印刷開始ページ,印刷部数,ページ番号など)を設定します。
  8. クライアントPCでの印刷
    印刷管理サーバから印刷データをクライアントPCに送ると,クライアントPCに[印刷先指定]ダイアログが表示されます。ダイアログを操作して帳票を印刷する手順については,「4.6.3 クライアントPCでの対話型印刷」を参照してください。
    参考
    起動部品はアプリケーションサーバで設定します。詳細については次の章を参照してください。