帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR サーバ帳票出力
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7.25 トレースファイル
(1) 採取するトレース情報
次のトレース情報を採取します。
- 関数を呼び出す前のトレース
- エラーが発生した時のトレース
- 正常終了時のトレース
(2) トレースファイルの出力場所
出力されるトレースファイルの名称と,出力場所を次に示します。
- トレースファイル名
- 次の名称で出力されます。
EurtrcYYYYMMDDhhmmsslll_pppppppppp.log
- (凡例)
- YYYY:実行時の年
- MM:実行時の月
- DD:実行時の日
- hh:実行時の時
- mm:実行時の分
- ss:実行時の秒
- lll:実行時のミリ秒
- pppppppppp:プロセスID
- 出力場所
- 環境変数EURPS_LOGFILEPATHで指定されたフォルダ(ディレクトリ)に出力します。
- Windows環境の場合
- 環境変数EURPS_LOGFILEPATHが設定されていない場合は,次に示す順にファイルを検索します。
- EUR Developer,EUR Print Service,またはEUR Print Service Enterpriseのインストール時に,[ログ出力先の指定]ダイアログに指定されたフォルダ
デフォルトは「C:\eurpslog」です。
- MS-DOS(R)環境の環境変数TMPで指定されたフォルダ環境変数
EURPS_LOGFILEPATHと環境設定ファイル(EURPS_ENV)中の変数EURPS_LOGFILEPATHを同時に設定した場合は,環境変数の値が有効になります。
- UNIX/Linux環境の場合
- 環境変数EURPS_LOGFILEPATHが設定されていない場合は,「/var/opt/eurps」ディレクトリに出力します。
- 注意
- トレースファイルは,EUR サーバ帳票出力機能を実行するごとに作成されます。既存ファイルへ上書きされませんので,必要に応じて削除してください。
(3) トレースファイルの文字コード
トレースファイルの文字コードは,ロケールの文字コードに従います。ロケールに対応する文字コードについては,「付録C 作業環境の言語との対応」を参照してください。
(4) トレース情報採取の指定
トレース情報を採取するか,採取しないかを指定できます。トレース情報の採取は,環境変数「EURPS_TRACE」で指定します。
APIのトレース情報を採取するか採取しないかも指定できます。APIのトレース情報の採取は,環境変数「EURPS_TRACE_DRAWAPI」で指定します。
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