帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR サーバ帳票出力
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7.7.1 帳票セット指定ファイルの作成
帳票セット指定ファイルの形式を次に示します。
帳票セット1 △1〔△2
〔帳票セット2 △1〕〕〔△2
:
〔帳票セットn △1〕〕
- (凡例)
- △1:0個以上のタブ,または半角空白を示します。
- △2:改行コード(\n)を示します。
帳票セット指定ファイルの編集方法を説明します。
- ■帳票セットの形式
- 帳票ファイル名△n〔,〔マッピングデータ△n〕,〔ユーザ定義データ△n〕,〔しおり定義ファイル〕〕
- 「マッピングデータ」と「ユーザ定義データ」に指定するファイル情報は,帳票を設計する時に使用したデータによって,次のように異なります。
- データファイルから読み込んだデータの場合
データファイル名を指定します。省略した場合は,帳票設計時に指定したデータファイル名が入力されます。帳票設計時に指定したデータファイル名は,EUR 帳票作成機能の[データのプロパティ]ダイアログの[データ情報]タブで確認できます。
- データベースアクセス定義で抽出したデータを読み込んだ場合
可変記号値定義ファイル名を指定します。データベースアクセス定義で可変記号を設定しなかった場合,または可変記号の初期値で実行する場合は,可変記号値定義ファイル名の指定を省略できます。
誤ってデータファイル名を指定した場合は,データファイル名が指定されたと見なされます。また,オプション記述ファイルのキーワード「DBInfoFileName」に接続情報ファイルが指定されていない場合は,可変記号値定義ファイルを指定しても,データファイルと見なされます。データベースに接続して帳票にデータを読み込む場合は,「DBInfoFileName」に接続情報ファイルを指定してください。
- ●帳票セットの指定方法
- 帳票セットは,一つ以上指定してください。一つ以上の帳票セットが指定されていない場合は,エラー(KEEU036-E)になります。指定できる帳票セットの上限はありません。
- 帳票セットは,「"」で囲まないでください。帳票セットを「"」で囲んだ場合は,すべてのファイルを帳票ファイルと見なします。
- 「△n」は,ファイル名を区切るコンマ「,」の前に,0個以上の半角空白,または0個以上の改行コード(\t)が指定できることを示します。
- 帳票ファイルは必ず指定してください。帳票ファイルが指定されていない場合は,エラー(KEEU036-E)になります。
- ●ファイルの指定のしかた
- ファイル名は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。ファイル名を相対パス,またはファイル名だけで指定した場合,帳票セット指定ファイルのフォルダは,環境変数,または環境設定ファイル(Windows環境の場合はEURPS_ENV,UNIX/Linux環境の場合はeurps_env)のEURPS_MULTI_REPORTSETPATHに設定されているフォルダとなります。環境変数EURPS_MULTI_REPORTSETPATHについては,「7.26.12 EURPS_MULTI_REPORTSETPATH」を参照してください。
- ファイル名に空白が含まれている場合は,個々のファイルを「"」で囲んでください。例えば,帳票ファイル名に空白が含まれている場合は,「"Report 1.fms",Mapdata.csv」のように指定します。
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