画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発支援ユティリティ


付録B.1 パネル定義文のインポートで変換できる機能範囲

インポートでパネル定義文をWindows上に取り込むときに,変換できる機能範囲を画面・帳票の種類別に説明します。

〈この項の構成〉

(1) GUI画面のパネル定義文

UNIXから転送したGUI画面のパネル定義文の変換できる範囲は,SEWB3で定義できる範囲です。インポートでは,「XDSP,M1」のデバイスをGUI画面に変換します。

インポートでGUI画面を取り込むときに変換できる範囲を次の表に示します。なお,メインフレームにはGUI画面のパネル定義文がないため,該当しません。

表B‒1 GUI画面のパネル定義文の変換できる範囲

項番

機能

オペランド

変換

備考

1

パネル定義

PANEL

LANG

COBOLまたはC

NEXT

USAGE

MAINまたはSUB

PART

×

PNLEND

2

記号パラメタ定義

CNTRL

PARM

MODCTL

PARM

×

ドローセットアップで指定

ATTR

PARM

個々の項目属性になる

MODATTR

PARM

×

ドローセットアップで指定

3

論理マップ定義

LOGSEG

REDEF

CLEAR

×

ドローセットアップで指定

CODERR

×

LITRL

×

GENRT

×

AREA

×

LOGSEND

4

トランザクションフィールド

(隠しフィールド)

LOGFLD

TYPE

×

入力だけ

LNG

×

データ長は「9」固定

NAME

INTXT文に「POS=DUMMY」がある場合,最初のINTXT文の指定だけ変換

VAL

5

パネル制御

CTLFLD

TYPE=CNTRL

パネル制御動的変更情報(MODCTL文)がある場合に「動的変更あり」で変換する

LNG

×

ドローセットアップで指定

NAME

×

6

カーソル制御

CTLFLD

TYPE

×

ドローセットアップで指定

LNG

×

NAME

×

7

フォーカス制御

CTLFLD

TYPE

×

ドローセットアップで指定

LNG

×

NAME

×

8

ウィンドウの位置制御

CTLFLD

TYPE=WINPOS

ウィンドウの位置制御情報(MODPOS文)がある場合に「動的変更あり」で変換する

LNG

×

ドローセットアップで指定

NAME

×

9

INC制御

CTLFLD

TYPE

×

ドローセットアップで指定

LNG

×

NAME

×

FILL

×

JUST

×

10

メニューバーの部品化制御

CTLFLD

TYPE

×

LNG

×

NAME

×

11

動的変更

(フィールド/テキスト/可変ラジオボタン/チェックボタン/リスト項目)

CTLFLD

TYPE

項目属性変更情報(MOATTR文)がある場合に「動的変更あり」で変換する

LNG

×

ドローセットアップで指定

NAME

×

LOGFLD文のNAMEオペランドに指定した名称,またはLOGFLD文の名称に置き換えられる(入力,および入出力の場合は入力のLOGFLD文,出力専用の場合は出力のLOGFLD文)

REPEAT

12

動的変更(プッシュボタン/固定ラジオボタン/メニュー)

CTLFLD

TYPE

項目属性変更情報(MOATTR文)がある場合に「動的変更あり」で変換する

LNG

×

ドローセットアップで指定

NAME

13

論理フレーム

LOGFRM

NAME

REPEAT

LOGFEND

14

主論理フィールド/テキスト

LOGFLD

LNG

NAME

PIC

TYPE

CODE

多目的コード「CODE=X」の場合,対応するフィールド/テキストは変換しない

JUST

FILL

VAL

REPEAT

LEVEL=1

15

従論理フィールド/テキスト

LOGFLD

LNG

繰り返し回数「REPEAT」がある場合,項目長「LNG」×繰り返し回数「REPEAT」で変換する

ただし,主論理フィールドがCODE=Nの場合,長さは「1」となる

LEVEL=2

NAME

PIC

×

REPEAT

×

16

論理項目

(ラジオボタン/チェックボタン/リスト項目)

LOGFLD

LNG

NAME

PIC

TYPE

CODE

JUST

FILL

VAL

×

REPEAT

LEVEL=1

17

論理テーブル

(ラジオボタン/チェックボタン/リスト項目/ポップアップ)

LOGTBL

REPEAT

NAME

LOGTEND

18

論理コード項目

(ラジオボタン/チェックボタン/リスト項目/ポップアップ)

LOGCOD

LNG

NAME

PIC

CODE

JUST

FILL

19

論理ラベル項目

(ラジオボタン/チェックボタン/リスト項目/ポップアップ)

LOGLAB

LNG

NAME

PIC

CODE

JUST

FILL

20

物理マップ定義

PHSEG

DEV

UNIXの場合,「XDSP,M1」固定

PHPNL

×

CURS

INC

×

ドローセットアップで指定

CNTRL

印字「PRINT」,およびプリンタ制御文字「PRCTL」は変換しない

MODCTL

×

ドローセットアップで指定

NULL

×

ドローセットアップで指定

POS

SIZE

FORM

FOCUS

PHSEND

21

ウィンドウ

WINDOW

POS

CTLFLD

MODPOS

×

ドローセットアップで指定

SIZE

22

ボード

BOARD

SIZE

CSCF

TITLE

BRDATTR

23

メニューグループ

MNUGRP

PART

×

CTLFLD

×

MNUGEND

24

メニューバー

MNUBAR

BOXATTR

MNUBEND

25

メニューテキスト

MNUTXT

LAB

INC

MNULST

LABATTR

MNE

ACL

POS

LSATTR

CTLFLD

MODLS

×

ドローセットアップで指定

26

メニューリスト

MNULST

BOXATTR

MNULEND

27

メニューセパレータ

MNUSEP

28

ポップアップ

POPUP

POS

SIZE

LABATTR

TITLE

TLATTR

BOXATTR

POPEND

29

固定ポップアップ

CNSPOP

COD

LAB

30

可変ポップアップ

VARPOP

LOGTBL

31

セパレータ

SLINE

POS

LNG

DIR

32

トランザクション

(隠しフィールド)

INTXT

POS=DUMMY

LOGFLD

33

固定テキストボックス

CNSTXT

POS

UINF

×

ATTR

BOXLNG

VAL

BOXATTR

34

出力テキストボックス

OUTTXT

POS

ATTR

LOGFLD

CTLFLD

MODATTR

×

ドローセットアップで指定

LAY

BOXLNG

VAL

×

BOXATTR

35

入出力テキストボックス

INTXT

POS

ATTR

LOGFLD

MCR

POPUP

CTLFLD

MODATTR

×

ドローセットアップで指定

UINF

×

LAY

BOXLNG

VAL

×

BOXATTR

36

オプションメニュー

OPMTXT

POS

ATTR

LOGFLD

×

POPUP

CTLFLD

MODATTR

×

ドローセットアップで指定

UINF

×

LAY

BOXLNG

MODE

VAL

×

BOXATTR

37

予約テキストボックス

RSVTXT

POS

ATTR

UINF

×

BOXLNG

BOXATTR

38

プッシュボタンボックス

PBTBOX

POS

BOXSIZE

BTLNG

BTSTYLE

BTPOS

LABATTR

BOXATTR

ORIENT

INTERVAL

PBTEND

39

固定プッシュボタン

CNSPBT

INC

LAB

LABATTR

BTATTR

CTLFLD

MODBT

×

ドローセットアップで指定

40

ラジオボタンボックス

RBTBOX

POS

BOXSIZE

LOGFLD

BTPOS

LABATTR

BOXATTR

ORIENT

INTERVAL

RBTEND

41

固定ラジオボタン

CNSRBT

COD

LAB

LABATTR

BTATTR

CTLFLD

MODBT

×

ドローセットアップで指定

42

可変ラジオボタン

VARRBT

LOGTBL

LABATTR

BTATTR

CTLFLD

MODBT

×

ドローセットアップで指定

43

チェックボタンボックス

CBTBOX

POS

BOXSIZE

BTLNG

BTPOS

LABATTR

BOXATTR

ORIENT

INTERVAL

CBTEND

44

固定チェックボタン

CNSCBT

COD

LOGFLD

LAB

LABATTR

BTATTR

CTLFLD

MODBT

×

ドローセットアップで指定

45

可変チェックボタン

VARCBT

LOGTBL

LOGFLD

LABATTR

BTATTR

CTLFLD

MODBT

×

ドローセットアップで指定

46

単一選択リストボックス

SLSBOX

POS

BOXSIZE

PLSIZE

BOXATTR

LOGFLD

SCROLL

SLSEND

47

可変単一選択リスト

VARSLS

LOGTBL

LABATTR

LSATTR

CTLFLD

MODLS

×

ドローセットアップで指定

48

複数選択リストボックス

MLSBOX

POS

BOXSIZE

PLSIZE

BOXATTR

LABATTR

SCROLL

MLSEND

49

可変複数選択リスト

VARMLS

LOGTBL

LOGFLD

LABATTR

LSATTR

CTLFLD

MODLS

×

ドローセットアップで指定

50

フィールドボックス

FLDBOX

POS

BOXSIZE

BOXATTR

SCATTR

SCROLL

FIX

FIXATTR

LINATTR

CURS

×

PLSIZE

FLDEND

51

グループボックス

GRPBOX

POS

NEXT

BOXATTR

BOXSIZE

GRPEND

52

サブウィンドウ

SUBWIN

POS

SIZE

WINID

53

けい線

RLINE

POS

DIRECT

LNG

54

固定フィールド

CNSFLD

POS

UINF

×

VAL

LAY

LNG

×

VALの指定した文字列長となる

ATTR

55

予約フィールド

RSVFLD

POS

UINF

×

LNG

ATTR

56

物理フレーム

PHFRM

POS

SIZE

LOGFRM

LAY

PHFEND

57

可変フィールド

VARFLD

POS

LOGFLD

MCR

CTLFLD

LNG

LAY

UINF

×

ATTR

MODATTR

×

ドローセットアップで指定

VAL

×

LOGFLD文のVALオペランドを有効とする

58

ポップアップフィールド

POPFLD

POS

LOGFLD

POPUP

CTLFLD

MODATTR

×

ドローセットアップで指定

ATTR

LAY

MODE

(凡例)

○:インポートで変換できる。

×:インポートで変換できない。

−:なし。

空欄:オペランドがない,またはオペランドの指定がない文。

(2) CUI画面のパネル定義文

UNIXから転送したCUI画面のパネル定義文の変換できる範囲は,SEWB3で定義できる範囲です。メインフレームから転送したパネル定義文の変換できる範囲は,「XMAP2 E2」で定義できる範囲ですが,一部変換できないものもありますので,ご注意ください。

CUI画面のパネル定義文にインポートできるデバイスは次のとおりです。

UNIXで作成したパネル定義文
  • XDSP,S1

メインフレームで作成したパネル定義文
  • 5425,B1

  • 5425,B2

  • 4411,C2

  • 5425,C1

  • 4411,D2

  • 5425,C2

  • 4451,C2

  • 5425,D1

  • 5454,D1

  • 4451,D2

  • 5425,D2

インポートでCUI画面を取り込むときに変換できる範囲を次の表に示します。

表B‒2 CUI画面のパネル定義文の変換できる範囲

項番

機能

オペランド

変換

備考

UNIX

メインフレーム

1

パネル定義

PANEL

LANG

UNIXの場合

COBOLまたはC

メインフレームの場合

COBOL固定

NEXT

USAGE

×

PNLEND

2

記号パラメタ定義

CNTRL

PARM

MODCTL

PARM

×

ドローセットアップで指定

ATTR

PARM

個々の属性になる

MODATTR

PARM

×

ドローセットアップで指定

3

論理マップ定義

LOGSEG

REDEF

CLEAR

×

ドローセットアップで指定

CODERR

×

LITRL

×

GENRT

×

AREA

×

LOGSEND

4

トランザクションコード

LOGFLD

LNG

×

TYPE

×

VAL

×

NAME

×

5

パネル制御

CTLFLD

TYPE=CNTRL

パネル制御動的変更情報(MODCTL文)がある場合に「動的変更あり」で変換する

TYPE=(CNTRL,X)は変換しない

LNG

×

ドローセットアップで指定

NAME

×

6

カーソル制御

CTLFLD

TYPE

×

ドローセットアップで指定

LNG

×

NAME

×

7

INC制御

CTLFLD

TYPE

×

ドローセットアップで指定

LNG

×

NAME

×

FILL

×

JUST

×

8

フィールド制御

CTLFLD

TYPE

項目属性変更情報(MOATTR文)がある場合に「動的変更あり」で変換する

TYPE=(ATTR,X)は変換しない

LNG

×

ドローセットアップで指定

NAME

×

LOGFLD文のNAMEオペランドに指定した名称,またはLOGFLD文の名称に置き換えられる(入力,および入出力の場合は入力のLOGFLD文,出力専用の場合は出力のLOGFLD文)

REPEAT

9

論理フレーム

LOGFRM

REPEAT

物理フレームがないものは変換できない

NAME

LOGFEND

10

主論理フィールド

LOGFLD

LNG

[オプション設定]ダイアログで「LNGオペランドのピクチャのパラメタがC以外でかつ従論理項目を持つ項目を使用している(メインフレームのみ)」のチェックがオンになっている場合,ピクチャがC以外のときは「C」に変換する

NAME

「TYPE=IN」と「TYPE=OUT」で指定値が異なる場合,「TYPE=OUT」の値を「TYPE=IN」の値に変換する

PIC

TYPE

CODE

多目的コード「CODE=X」の場合,対応するフィールドは変換しない

JUST

FILL

直接16進指定,またはCODE=Kで「NX,'KEISコード'」,「C,'埋字'」または「X,'16進数字'」の場合,「埋めない」に変換する(ただし,[オプション設定]ダイアログで「16進で指定されたKEIS項目の埋字を破棄しない(X,'40',X,'00',X,'FF'のみ)」のチェックがオンになっている場合,(X,'40'),(X,'00'),および(X,'FF')は,それぞれ「スペース」,「LOW(X'00')」,「HIGH(X'FF')」に変換する)

VAL

REPEAT

LEVEL

11

従論理フィールド

LOGFLD

LNG

繰り返し回数「REPEAT」がある場合,項目長「LNG」×繰り返し回数「REPEAT」で変換する

ただし,主論理フィールドがCODE=Nの場合,長さは「1」となる

LEVEL=2

NAME

「TYPE=IN」と「TYPE=OUT」で指定値が異なる場合,「TYPE=OUT」の値を「TYPE=IN」の値に変換する

PIC

×

REPEAT

×

12

物理マップ定義

PHSEG

DEV

UNIXの場合

「XDSP,S1」固定

メインフレームの場合

「5425,D2」以外のデバイスは「5425,D2」として変換する

PHPNL

×

CURS

行,列カーソル指定,および*NOCURSは変換しない

INC

×

ドローセットアップで指定

INC種別の指定がない場合は「使用しない」イベントコードで変換する

CNTRL

DFC「OCCUPY」は「占有しない」で変換し,フィールドの位置を調整する

印字「PRINT」,プリンタ制御文字「PRCTL」は変換しない

MODCTL

×

ドローセットアップで指定

NULL

×

ドローセットアップで指定

POS

SIZE

FORM

「SCRN」固定

DMYFLD

×

PHSEND

13

けい線

RLINE

POS

DIRECT

LNG

ASG

×

14

固定フィールド

CNSFLD

POS

VAL

LNG

×

VALの指定した文字列長となる

ATTR

メインフレームの場合,「NORM」は「緑」,「HIGH」は「赤」,「DARK」は「文字だけ非表示」に変換する

「BLINK」および,項目属性の直接16進指定は変換しない

ASG

×

15

予約フィールド

RSVFLD

POS

LNG

ATTR

メインフレームの場合,「NORM」は「緑」,「HIGH」は「赤」,「DARK」は「文字だけ非表示」に変換する

「BLINK」および,項目属性の直接16進指定は変換しない

ASG

×

16

物理フレーム

PHFRM

POS

SIZE

LOGFRM

LAY

PHFEND

17

可変フィールド

VARFLD

POS

隠しフィールド「POS=DUMMY」は変換しない

LOGFLD

MCR

CTLFLD

LNG

ATTR

メインフレームの場合,「NORM」は「緑」,「HIGH」は「赤」,「DARK」は「文字だけ非表示」に変換する

「BLINK」および,項目属性の直接16進指定は変換しない

MODATTR

×

ドローセットアップで指定

PEN

VAL

×

LOGFLD文のVALオペランドを有効とする

LAY

ASG

×

(凡例)

○:インポートで変換できる。

×:インポートで変換できない。ドローセットアップでの指定はシステム共通となる。

−:なし。

空欄:オペランドがない文。

注※

ドローセットアップではTYPE=INCURS/OUTCURSに当たる10進指定はできません。

(3) シリアルプリンタ帳票のパネル定義文

UNIXから転送したシリアルプリンタ帳票のパネル定義文の変換できる範囲は,SEWB3で定義できる範囲です。メインフレームから転送したパネル定義文の変換できる範囲は,「XMAP2 E2」で定義できる範囲ですが,一部変換できないものもありますので,ご注意ください。

シリアルプリンタ帳票のパネル定義文にインポートできるデバイスは次のとおりです。

UNIXで作成したパネル定義文
  • XPRT,L1

メインフレームで作成したパネル定義文
  • 5382

  • 5387

  • 5344

  • 5346

  • 5323

  • 5329

  • 5325

  • 5318

  • 5317

  • 5367

  • 5341

  • 5349

  • 5345

  • 5353

  • 5682

インポートでシリアルプリンタ帳票を取り込むときに変換できる範囲を次の表に示します。

表B‒3 シリアルプリンタ帳票のパネル定義文の変換できる範囲

項番

機能

オペランド

変換

備考

UNIX

メインフレーム

1

パネル定義

PANEL

LANG

UNIXの場合

COBOLまたはC

メインフレームの場合

COBOL固定

NEXT

×

USAGE

×

PNLEND

2

記号パラメタ定義

CNTRL

PARM

ATTR

PARM

個々の属性になる

3

論理マップ定義

LOGSEG

REDEF

LITRL

×

ドローセットアップで指定

GENRT

×

AREA

×

LOGSEND

4

論理フレーム

LOGFRM

REPEAT

物理フレームがないものは変換できない

NAME

LOGFEND

5

主論理フィールド

LOGFLD

LNG

[オプション設定]ダイアログで「LNGオペランドのピクチャのパラメタがC以外でかつ従論理項目を持つ項目を使用している(メインフレームのみ)」のチェックがオンになっている場合,ピクチャがC以外のときは「C」に変換する

NAME

PIC

TYPE

CODE

多目的コード「CODE=X」の場合,対応するフィールドは変換しない

JUST

FILL

直接16進指定,またはCODE=Kで「NX,'KEISコード'」,「C,'埋字'」または「X,'16進数字'」の場合,「埋めない」に変換する(ただし,[オプション設定]ダイアログで「16進で指定されたKEIS項目の埋字を破棄しない(X,'40',X,'00',X,'FF'のみ)」のチェックがオンになっている場合,(X,'40'),(X,'00'),および(X,'FF')は,それぞれ「スペース」,「LOW(X'00')」,「HIGH(X'FF')」に変換する)

VAL

REPEAT

LEVEL

6

従論理フィールド

LOGFLD

LNG

繰り返し回数「REPEAT」がある場合,項目長「LNG」×繰り返し回数「REPEAT」で変換する

ただし,主論理フィールドがCODE=Nの場合,長さは「1」となる

LEVEL=2

NAME

PIC

×

REPEAT

×

7

物理マップ定義

PHSEG

DEV

UNIXの場合

「XPRT,L1」固定

メインフレームの場合

「5344」以外のデバイスは「5344」として変換する

PHPNL

×

CNTRL

印刷前改ページ「CNTRL=FF」が指定されている場合,「EJECT=NO」は有効とならない

連続改行「VT」は「NO」として変換する

「BELL」は変換しない

EJECT

排出方法「PICKUP」「STACKER」および「RETAIN」指定時はカット紙に変換する

排出方法の指定がない場合は連続紙で変換する

印刷前後ページ「EJECT=FF」が指定されている場合,「CNTRL=NO/VT」の指定は有効とならない

POS

SIZE

LP

×

CSCF

指定がない場合は,文字の間隔「0ポイント」に変換する

PHSEND

8

けい線

RLINE

POS

DIRECT

LNG

STYLE

9

固定フィールド

CNSFLD

POS

VAL

LNG

×

VALの指定した文字列長となる

ATTR

メインフレームの場合,項目属性の直接16進指定は変換しない

10

予約フィールド

RSVFLD

POS

LNG

ATTR

メインフレームの場合,項目属性の直接16進指定は変換しない

11

物理フレーム

PHFRM

POS

SIZE

LOGFRM

LAY

PHFEND

12

可変フィールド

VARFLD

POS

LOGFLD

LNG

ATTR

メインフレームの場合,16進の指定は変換できない

VAL

×

LOGFLD文のVALオペランドを有効とする

LAY

13

文書領域

PHDCM

POS

×

SIZE

×

PHDEND

×

(凡例)

○:インポートで変換できる。

×:インポートで変換できない。ドローセットアップでの指定はシステム共通となる。

−:なし。

空欄:オペランドがない文。

(4) ページプリンタ帳票のパネル定義文

UNIXから転送したページプリンタ帳票のパネル定義文の変換できる範囲は,SEWB3で定義できる範囲です。メインフレームから転送したパネル定義文の変換できる範囲は,「XMAP2 E2」で定義できる範囲ですが,一部変換できないものもありますので,ご注意ください。

ページプリンタ帳票のパネル定義文にインポートできるデバイスは次のとおりです。

UNIXで作成したパネル定義文
  • XPRT,P1

メインフレームで作成したパネル定義文
  • 2311

  • 2312

インポートでページプリンタ帳票を取り込むときに変換できる範囲を次の表に示します。

表B‒4 ページプリンタ帳票のパネル定義文の変換できる範囲

項番

機能

オペランド

変換

備考

UNIX

メインフレーム

1

パネル定義

PANEL

LANG

UNIXの場合

COBOLまたはC

メインフレームの場合

COBOL固定

NEXT

×

USAGE

×

PNLEND

2

記号パラメタ定義

CNTRL

PARM

ATTR

PARM

個々の属性となる

3

論理マップ定義

LOGSEG

REDEF

LITRL

×

ドローセットアップで指定

GENRT

×

AREA

×

LOGSEND

4

印刷部数制御

CTLFLD

TYPE=(COPIES,X)

LNG

×

「2」固定

NAME

×

ドローセットアップで指定

5

論理フレーム

LOGFRM

REPEAT

物理フレームがないものは変換できない

NAME

LOGFEND

6

主論理フィールド

LOGFLD

LNG

[オプション設定]ダイアログで「LNGオペランドのピクチャのパラメタがC以外でかつ従論理項目を持つ項目を使用している(メインフレームのみ)」のチェックがオンになっている場合,ピクチャがC以外のときは「C」に変換する

NAME

PIC

TYPE

CODE

多目的コード「CODE=X」の場合,対応するフィールドは変換しない

JUST

FILL

直接16進指定,またはCODE=Kで「NX,'KEISコード'」,「C,'埋字'」または「X,'16進数字'」の場合,「埋めない」に変換する(ただし,[オプション設定]ダイアログで「16進で指定されたKEIS項目の埋字を破棄しない(X,'40',X,'00',X,'FF'のみ)」のチェックがオンになっている場合,(X,'40'),(X,'00'),および(X,'FF')は,それぞれ「スペース」,「LOW(X'00')」,「HIGH(X'FF')」に変換する)

VAL

REPEAT

LEVEL

「1」固定

7

従論理フィールド

LOGFLD

LNG

繰り返し回数「REPEAT」がある場合,項目長「LNG」×繰り返し回数「REPEAT」で変換する

ただし,主論理フィールドがCODE=Nの場合,長さは「1」となる

LEVEL=2

NAME

PIC

×

REPEAT

×

8

物理マップ定義

PHSEG

DEV

UNIXの場合

「XPRT,P1」固定

メインフレームの場合

「2312」は「2311」として変換する

PHPNL

×

CNTRL

非占有「FILL」は占有「OCCUPY」として変換する

POS

SIZE

LP

COPIES

MARGIN

FORM

CSCF

指定がない場合は,文字の間隔「0ポイント」,文字のサイズ「9ポイント」に変換する

PHSEND

9

けい線

RLINE

POS

DIRECT

LNG

STYLE

10

ボックスけい線

BOX

POS

SIZE

CORNER

STYLE

11

網掛け

TONE

POS

SIZE

ATTR

CORNER

12

固定フィールド

CNSFLD

POS

VAL

LNG

×

VALの指定した文字列長となる

ATTR

メインフレームの場合,網掛けおよび項目属性の直接16進指定は変換しない

13

予約フィールド

RSVFLD

POS

LNG

ATTR

メインフレームの場合,網掛けおよび項目属性の直接16進指定は変換しない

14

物理フレーム

PHFRM

POS

SIZE

LOGFRM

LAY

PHFEND

15

可変フィールド

VARFLD

POS

LOGFLD

LNG

ATTR

メインフレームの場合,網掛けおよび項目属性の直接16進指定は変換しない

VAL

×

LOGFLD文のVALオペランドを有効とする

LAY

16

文書領域

PHDCM

POS

×

SIZE

×

PHDEND

×

17

書式

OVERLAY

NAME

×

18

グラフィック

GRAPHIC

×

GRPHEND

×

AREA

POS

×

SIZE

×

REM

×

(凡例)

○:インポートで変換できる。

×:インポートで変換できない。

−:なし。

空欄:オペランドがない文。

(5) グラフィック帳票のパネル定義文

UNIXから転送したグラフィック帳票のパネル定義文の変換できる範囲は,SEWB3で定義できる範囲です。インポートでは,「XPRT,P3」のデバイスをグラフィック帳票に変換します。

インポートでグラフィック帳票を取り込むときに変換できる範囲を次の表に示します。なお,メインフレームにはグラフィック帳票のパネル定義文がないため,該当しません。

表B‒5 グラフィック帳票のパネル定義文の変換できる範囲

項番

機能

オペランド

変換

備考

1

パネル定義

PANEL

LANG

COBOLまたはC

NEXT

×

PNLEND

2

記号パラメタ定義

CNTRL

PARM

ATTR

PARM

個々の項目属性になる

3

論理マップ定義

LOGSEG

REDEF

LITRL

×

ドローセットアップで指定

GENRT

×

AREA

×

LOGSEND

4

印刷部数制御

CTLFLD

TYPE=(COPIES,X)

LNG

×

「2」固定

NAME

×

ドローセットアップで指定

5

論理フレーム

LOGFRM

NAME

物理フレームがないものは変換できない

REPEAT

LOGFEND

6

主論理フィールド

LOGFLD

LNG

NAME

PIC

TYPE

CODE

多目的コード「CODE=X」の場合,対応するフィールドは変換しない

JUST

FILL

直接16進指定,またはCODE=Kで「NX,'KEISコード'」,「C,'埋字'」または「X,'16進数字'」の場合,「埋めない」に変換する(ただし,[オプション設定]ダイアログで「16進で指定されたKEIS項目の埋字を破棄しない(X,'40',X,'00',X,'FF'のみ)」のチェックがオンになっている場合,(X,'40'),(X,'00'),および(X,'FF')は,それぞれ「スペース」,「LOW(X'00')」,「HIGH(X'FF')」に変換する)

VAL

REPEAT

LEVEL

「1」固定

7

主論理項目

(可変バーコード)

LOGFLD

LNG

NAME

TYPE

CODE

EBCDIKコード「E」固定

REPEAT

LEVEL

「1」固定

8

従論理フィールド

LOGFLD

LNG

繰り返し回数「REPEAT」がある場合,項目長「LNG」×繰り返し回数「REPEAT」で変換する

ただし,主論理フィールドがCODE=Nの場合,長さは「1」となる

LEVEL=2

NAME

PIC

×

REPEAT

×

9

物理マップ定義

PHSEG

DEV

UNIXの場合,「XPRT,P3」固定

PHPNL

×

POS

SIZE

LP

COPIES

MARGIN

FORM

CSCF

文字サイズ「14P」は変換しない

CP

UNIT

PHSEND

10

単位再定義ボックス

RDFBOX

CNTRL

×

中の項目も同時に削除

POS

×

SIZE

×

LP

×

CP

×

UNIT

×

RDFEND

×

11

けい線

RLINE

POS

DIRECT

LNG

STYLE

12

斜めけい線

ELINE

POS

DIRECT

SIZE

STYLE

13

ボックスけい線

BOX

POS

SIZE

CORNER

STYLE

14

CIRCLE

POS

SIZE

STYLE

15

円弧

ARC

STPOS

ENPOS

STYLE

CURVE

16

網掛け

TONE

POS

SIZE

ATTR

CORNER

17

固定フィールド

CNSFLD

POS

VAL

LNG

VALの指定した文字列長となる

ATTR

18

予約フィールド

RSVFLD

POS

LNG

ATTR

19

物理フレーム

PHFRM

POS

SIZE

LOGFRM

LAY

PHFEND

20

可変フィールド

VARFLD

POS

LOGFLD

LNG

ATTR

VAL

×

LOGFLD文のVALオペランドを有効とする

LAY

21

可変バーコード

VARBCD

POS

SIZE

LOGFLD

TYPE

「ITOF」および「MTOF」指定時は変換しない

BCDATTR

「POSTAL」指定時は変換しない

VAL

×

22

固定バーコード

CNSBCD

POS

SIZE

TYPE

「ITOF」および「MTOF」指定時は変換しない

BCDATTR

VAL

23

任意ドットパターン

RASTER

POS

×

SIZE

×

DEN

×

RSTEND

×

24

ドットパターン

DOT

PTN

×

(凡例)

○:インポートで変換できる。

×:インポートで変換できない。

−:なし。

空欄:オペランドがない文。