1.1 XMAP3 開発支援ユティリティとは
XMAP3 開発支援ユティリティとは,XMAP3開発環境(XMAP3 Developer)でのマップ開発業務を拡張する製品です。XMAP3 開発支援ユティリティを導入すると,次に示す作業ができるため,XMAP3 Developerでのマップ開発の利便性が上がります。
-
旧システム(UNIXおよびメインフレーム)のマップをWindowsに移管
-
各種マップファイル(画面および帳票)を別の形式に変換して再利用
XMAP3開発支援ユティリティの概要を次の図に示します。
XMAP3 開発支援ユティリティは,次の機能を提供しています。
- 〈この節の構成〉
(1) インポート
UNIX環境およびメインフレーム環境のパネル定義文または書式記述文を,Windows環境のXMAP3で使用できるようにする機能です。旧システムからWindowsへのマイグレーションに活用できます。
機能の詳細,および操作方法については,「2. インポート」を参照してください。
(2) コンバート
すでに作成したマップ定義ファイルまたは書式定義ファイルの,画面・帳票の種別や適用言語を変換する機能です。メインフレーム環境からインポートしたCUI画面用のマップをGUI画面に流用したり,網掛け帳票をグラフィック帳票に流用したりする場合に活用できます。
機能の詳細,および操作方法については,「3. コンバート」を参照してください。
(3) マップコンペア
同じバージョンのXMAP3で生成した定義体(物理マップ,書式イメージファイル,行制御データファイル)を比較する機能です。ファイルの日付,サイズ,内容について,違いを確認できます。更新されたマップ定義ファイルをフォルダ単位で比較して特定したり,バックアップを正しく取得できているかを検証したりする場合に活用できます。
機能の詳細,および操作方法については,「4. マップコンペア」を参照してください。