画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド


18.3 運用をサポートするソフトウェアとの連携

XMAP3の運用をサポートするほかのソフトウェア製品と連携する場合について説明します。設定については,「6.6 運用をサポートするソフトウェアとの連携(Windows)」を参照してください。

〈この節の構成〉

(1) FAXコネクションを使用したシステム構成

FAXコネクションと連携して,ユーザが作成した帳票APから帳票データをFAXに出力できます。プリンタへの出力と同様の帳票処理を実現できます。

FAXコネクションは,FAXC/SPOOLやFAXCなどの複数のソフトウェアで構成されています。XMAP3からのFAX出力では,FAXC/SPOOLを使用します。

詳細については,FAXコネクションまたはFAXC/SPOOLのドキュメントを参照してください。

(2) 統合システム運用管理JP1との連携

統合システム運用管理JP1を利用したWebクライアント/サーバ型のバッチ業務を実行する場合の構成です。サーバ側では,バッチ帳票印刷などのジョブの実行を,Webクライアント側ではサーバで実行するジョブの登録および実行監視を,それぞれの端末で操作できます。

XMAP3の実行環境はスタンドアロン構成で,JP1はC/S構成で業務システムを構築します。

(3) HOPSS3/AS日立電子帳票システムとの連携

XMAP3で出力したPDFファイル形式の電子帳票は,HOPSS3/AS 日立電子帳票システムで運用・管理・閲覧操作できます。PDFファイルとして出力する帳票に外字コードがある場合,PDFファイル中の外字データ(通常ビットマップなどのバイナリイメージ)にユーザ定義文字情報が付加されます。これによって,HOPSS3/AS電子帳票システムに取り込んだXMAP3出力PDF帳票の中に外字が含まれている場合でも,これを文字列として処理できるようになります。