画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド


15.1.10 Webクライアント環境ファイル(X3WEBCEX)

Webクライアント環境ファイル(X3WEBCEX)とは,XMAP3/Web for Cosminexusで,クライアント側の動作をカスタマイズするファイルです。

Webクライアント環境ファイル(X3WEBCEX)の記述形式を次に示します。

形式

定義項目 = 設定値

コメント行の設定

定義項目の前に「#」を付けると,コメント行として扱われます。ただし,「#DSP」および「#PRT」で始まる行はコメント行として扱われません。

注意事項
  • 1行255バイト以内で定義します。

  • Webクライアント環境ファイルは1行1項目とします。

  • 定義項目を複数定義した場合は,末尾の定義を有効とします。

  • 変更した設定は,次回起動HTMLを読み込んだタイミングで反映されます。

  • 定義項目名の記述を間違えた場合(大文字,小文字の間違いなど),その定義項目は読み飛ばされます。

〈この項の構成〉

(1) XMAP3 ActiveXコントロールのサイズ変更(ChangeSize=)

画面サイズに合わせてXMAP3 Active Xコントロールのサイズを変更するかどうかを指定します。画面の遷移時に画面サイズが頻繁に変わる場合,画面サイズが大きくなるときだけ変更するように指定することを推奨します。パラメタの指定を省略すると,NORMALが仮定されます。

(2) XMAP3 ActiveXコントロールのモーダル制御(EnableModeless=)

XMAP3 ActiveXコントロールのモーダル制御方法を指定します。

起動HTMLに,XMAP3 ActiveXコントロール以外のスクリプトを記述している場合,XMAP3 ActiveXコントロールがモーダル状態の間はスクリプトの動作が停止します。スクリプトの動作を停止させたくないときは,モーダル制御方法を変更してください。パラメタの指定を省略すると,DEFAULTが仮定されます。