画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド


10.2.14 ビッグエンディアン形式の物理マップをWindows版XMAP3サーバ/クライアント実行環境(64ビット)で使用する設定

Windowsのスタンドアロン環境やWindows間のC/Sシステム環境では,通常,リトルエンディアン形式の物理マップを使用します。

これらの環境で,ビッグエンディアン形式の物理マップを利用する場合は,必ず,次の環境変数を設定してください。

環境変数名:X3MWDR64_BE
値    :ON

例えば,バックエンドのサーバがUNIXサーバ(AIXやHP-UX)で,ビッグエンディアン形式の物理マップを利用している場合は,この環境変数を設定します。ビッグエンディアン形式の物理マップを利用していない場合,環境変数の設定は不要です。

設定値にONまたはOFF以外の値が指定された場合,または環境変数が設定されていない場合,環境変数「X3MWDR64_BE」にはOFFが仮定されます。

この環境変数は,システム環境変数,ユーザ環境変数,またはプロセスの環境変数に設定できます。

ただし,この環境変数をAPのロジック中にACCEPT文やDISPLAY文で設定した場合,設定は反映されません。

また,APの実行中にシステム環境変数やユーザ環境変数を変更した場合,実行中のプロセスへ反映されません。次回AP実行時以降に反映されます。