画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド


8.6.3 ファンクションキーのカスタマイズ

各ファンクションキーに割り当てるファンクションの設定について説明します。

〈この項の構成〉

(1) ファンクションの設定

ファンクションの設定の意味を説明します。

(2) ファンクションキーに割り当てられるファンクションの設定

キーボード上の各ファンクションキーに対して,割り当てることができるファンクションの設定を次の表に示します。

表8‒2 ファンクションキーとファンクションの関係

ファンクションキー

ファンクションの設定値

F1〜F12

表示サービス名.DCFKEY[1]〜[12])

標準のファンクション(ACT)※2

ファンクション1(F01),

     :

ファンクション84(F84)

[Shift]+[F1]〜[F12]

表示サービス名.DCSKEY[1]〜[12])

[Ctrl]+[F1]〜[F12]※1

表示サービス名.DCCKEY[1]〜[12])

標準のファンクション(ACT),

割り当てなし(NOACT)※2

ファンクション1(F01),

     :

ファンクション84(F84)

[Shift]+[Ctrl]+[F1]〜[F12]※1

表示サービス名.DCSCKY[1]〜[12])

[Alt]+[F1]〜[F12]※1

表示サービス名.DCAKEY[1]〜[12])

[Shift]+[Alt]+[F1]〜[F12]※1

表示サービス名.DCSAKY[1]〜[12])

[Ctrl]+[Alt]+[F1]〜[F12]※1

表示サービス名.DCCAKY[1]〜[12])

表示・印刷環境ファイルに記述するパラメタと設定値は,ファンクションキー欄とファンクションの設定値欄に( )で示しています。指定例を次に示します。

表示サービス名.DCFKEY[1]=ACT

注※1

GUI画面の場合だけ設定が有効になります。

注※2

標準値を示します。

(3) ファンクションキーの割り当ての一括設定

[ファンクションキー]タブのボタンを使用すると,一括設定ができます。各ボタンの役割を次に説明します。

[F1〜F24を標準のファンクションに割り当てる]

使用できるファンクションを,ファンクション1(F01)〜ファンクション24(F24)にします。この場合,ファンクション1〜ファンクション24に割り当てられたキーを押したときだけ,対応する標準のイベント通知コードがAPに通知されます。そのほかのファンクション25〜ファンクション84は「割当てなし(NOACT)」となり,キーを押してもイベントはAPに通知されません。

この設定をすると,XMAP3のバージョン03-01以前を使用した環境と同様の環境になります。

[全てを標準のファンクションに割り当てる]

使用できるファンクションをファンクション1(F01)〜ファンクション84(F84)にします。この場合,ファンクション1〜ファンクション84に割り当てられたキーを押すと,対応する標準のイベント通知コードがAPに通知されます。