画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド


8.3.2 キーボードのカスタマイズ

キー割り当てに関する設定項目について説明します。

各設定項目と表示・印刷環境ファイルの記述との対応は,タイトル横に示しています。スタンドアロン構成の環境では,キーボードの設定はすべてのサービスで共通になるため,表示サービス名には必ず「*」を指定します(表示・印刷セットアップを使用する場合は,サービス名を意識する必要はありません)。

〈この項の構成〉

(1) キーボード種別

実際に使用しているキーボードの機種を設定します。

(2) フルキーボード側Enterキーの動作(表示サービス名.DCLNFD=)

フルキーボード側(キーボードの文字キー側)にあるEnterキーの動作を指定します。

(3) 右Ctrlキーでの送信動作(表示サービス名.DCRCTL=)

右[CTRL]キーの動作をCtrlキーの動作か,送信(実行)キーにするかを指定します。

(4) Breakキーの動作(表示サービス名.DCKBRK=)

[Break]キーおよび[Ctrl]+[Pause]キーの動作を無効にするかどうかを指定します。

なお,この項目はXMAP3/Web for Cosminexusだけでサポートしています。

(5) PageUpキーの動作(表示サービス名.DCKPUP=)

[PageUp]キーの動作をどのキーに割り当てるかを指定します。

(6) Endキーの動作(表示サービス名.DCKEND=)

[End]キーの動作を指定します。

なお,この項目はXMAP3/Web for Cosminexusだけでサポートしています。

(7) PageDownキーの動作(表示サービス名.DCKPDN=)

PageDownの動作をどのキーに割り当てるかを指定します。

(8) テンキーボード側Enterキーの動作(表示サービス名.DCEXEC=)

テンキーボード側のEnterキーの動作を指定します。キーボード種別に「ノート型キーボード(テンキーなしキーボード)」を指定した場合は,この設定は無効になります。

(9) テンキーボード側/キーの動作(表示サービス名.DCKDIV=)

テンキーボード側の[/]キーの動作を指定します。キーボード種別に「ノート型キーボード(テンキーなしキーボード)」を指定した場合は,この設定は無効になります。

ただし,日本語入力システム(IME)が起動しているとき,[/]の入力はIMEが文字入力として扱うために,指定した動作となりません。IMEを終了してから入力してください。または,IMEの設定で[/]入力を常に半角で入力するように設定(IMEが立ち上がっている状態でも特定のキー入力を,IMEを介さずに,直接キーから入力したのと同じ状態にする設定)ができるならば,その指定をする方式もあります。

(10) テンキーボード側*キーの動作(表示サービス名.DCKMUL=)

テンキーボード側の[*]キーの動作を指定します。キーボード種別に「ノート型キーボード(テンキーなしキーボード)」を指定した場合は,この設定は無効になります。

ただし,日本語入力システム(IME)が起動しているときには,[/]入力の場合と同様の注意が必要です。

(11) テンキーボード側−キーの動作(表示サービス名.DCKSUB=)

テンキーボード側の[−]キーの動作を指定します。キーボード種別に「ノート型キーボード(テンキーなしキーボード)」を指定した場合は,この設定は無効になります。

ただし,日本語入力システム(IME)が起動しているときには,[/]入力の場合と同様の注意が必要です。

(12) テンキーボード側+キーの動作(表示サービス名.DCKADD=)

テンキーボード側の[+]キーの動作を指定します。キーボード種別に「ノート型キーボード(テンキーなしキーボード)」を指定した場合は,この設定は無効になります。

ただし,日本語入力システム(IME)が起動しているときには,[/]入力の場合と同様の注意が必要です。

(13) その他のキー割当

その他,割り当てることができるキーの動作を設定します。なお,この項目はXMAP3/Web for Cosminexusだけでサポートしています。