出力したログファイルは,XMAP3が標準提供しているログファイル編集コマンドで見やすい形式に編集し,ログ情報の中からXMAP3のリターンコードを検出します。
XMAP3が標準提供しているログファイル編集コマンドは,標準では編集結果を標準出力に表示します。必要に応じてリダイレクションを利用してファイルに出力するようにしてください。
コマンドを利用した出力の方法を次に示します。なお,このコマンドは標準ログだけが対象です。拡張ログには利用できません。
/opt/HIXMAP/bin/jsvwuedt ログファイル名
出力形式の例を次に示します。
出力された情報のうち,<6>,<7>のコードを控え,「21.1 XMAP3のリターンコードと詳細コード」の一覧から該当するコードの原因と対処方法を調べて,対処方法に従って対処してください。なお,<6>,<7>のコードは16進表示となっています。
![[図データ]](FIGURE/ZU080100.GIF)
- <1>ログ取得日付
- 「年/月/日」形式で表示されます。
- <2>ログ取得時間
- 「時:分:秒」形式で表示されます。
- <3>マップ名(後ろ2文字はデバイスID)
- ND:GUI画面用マップ
- NC:CUI画面用マップ
- 6A:シリアルプリンタ(XPRTL1)用マップ
- 6H:シリアルプリンタ(XPRTL3)用マップ
- 6B:ページプリンタ(XPRTP1)用マップ
- 6G:ページプリンタ(XPRTP3)用マップ
- <4>要求機能種別
- OPEN:マッピングライブラリのオープン要求
- SEND:画面/帳票の出力要求
- RECV:画面の入力要求
- MDO :マッピングオプションの変更要求
- CLOS:マッピングライブラリのクローズ要求
- <5>リターンコード
- 4,8,12のどれかが表示されます。リターンコードについては,「21.1(1) リターンコード」を参照してください。
- <6>詳細リターンコード(詳細コード1)
- 16進数表示で,4桁の数値が表示されます。詳細リターンコード(詳細コード1)については,「21.1(2) 詳細コード1」を参照してください。
- <7>詳細リターンコード(詳細コード2)
- 16進数表示で,8桁の数値が表示されます。詳細リターンコード(詳細コード2)については,「21.1(3) 詳細コード2」を参照してください。
- <8>データ有無コード有効フラグ
- 有効フラグ「1」:有効
- その他 :無効
- <9>データ有無コード
- 16進数表示で,2桁の数値が表示されます。データ有無コードについては,マニュアル「XMAP3 プログラミングガイド」を参照してください。
- <10>予備
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