画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド
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19.3.8 Windowsクライアントがスリープに移行すると表示サービス/印刷サービスとの通信が切断される
- 原因
Windowsクライアントがスリープや休止状態になっていると,サーバが一定時間(障害監視時間)ごとに行う表示サービス/印刷サービスの状態確認に応答できません。そのため,サーバはクライアントで障害が発生したと判断して,通信路をクローズし,サーバ側のAPにエラーを通知します。
- 対処方法
次に示すどれかの運用を行ってください。
- Windowsクライアントでは,スリープ状態(ハイブリッドスリープを含む)や休止状態を利用しない。
- スリープ状態に移行する前に,いったんXMAP3クライアントを終了し,スリープ状態からの復帰後に,XMAP3クライアントを起動する。
- XMAP3クライアント起動中にスリープ状態となった場合は,スリープ状態からの復帰後に,XMAP3クライアントを再起動する。
- 環境変数「XRESPONSETIME」の値に「0」を設定し,障害監視を行わないようにする。※
また,環境変数「XMAP3_LIB_KEEPALIVE」の値に「OFF」,環境変数「XMAP3_DSP_KEEPALIVE」の値に「OFF」を設定し,ライブラリKeepAlive 機能を設定しないようにする。
- 注※
- 障害監視を行わない場合,障害などによって表示サービスが画面を表示したまま応答を返せない状態になったときや,印刷サービスが印刷中に応答を返せない状態になったときに異常を検知できなくなります。
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