画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド
XMAP3/Web for Cosminexusでは,起動HTMLおよび起動HTML用スクリプトファイルのサンプル(X3WEBFRM.HTMおよびX3WEBFRM.JS)を次に示すフォルダに提供しています。
XMAP3インストールフォルダ\Web for TP1\SAMPLE\
システム環境に合わせて,起動HTMLのサンプルをカスタマイズして使用してください。
起動HTMLおよび起動HTML用スクリプトファイルのサンプルを次に示します。
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>XMAP3/WEB</TITLE>
<SCRIPT SRC="x3webfrm.js" LANGUAGE="JScript"></SCRIPT>
</HEAD>
<BODY>
<DIV ID="EXAMPLE_DIV_ID">
このテキストはコントロールによって置き換えられます。
</DIV>
<SCRIPT LANGUAGE="JScript">
CreateControl("EXAMPLE_DIV_ID",
"CLSID:C6C19B1F-0B33-4dfb-86CB-5F0942F9C516",
"200",
"200",
"http://server_url/tp1web/dcwcgi.exe/DC_USR?DC_RPCCALL.group.
service.DCNOFLAGS.DCRAP_CON=dmy",
"NORMAL",
"YES")
</SCRIPT>
<script language="JavaScript">
<!--
function window.onbeforeunload() {
if( event.clientY < 0 || event.altKey ) {
return;
}
}
//-->
</script>
</BODY>
</HTML>
|
function CreateControl(DivID, CLASSID, WIDTH, HEIGHT, NextURL, SSLCheck)
{
var d = document.getElementById(DivID);
d.innerHTML =
'<OBJECT' + ' CLASSID="' + CLASSID + '"' +
' WIDTH=' + WIDTH + ' HEIGHT=' + HEIGHT + '>' +
'<PARAM NAME="NextURL" VALUE="' + NextURL + '">' +
'<PARAM NAME="SSLCheck" VALUE="' + SSLCheck + '">' +
'<PARAM NAME="OnQuit" VALUE="' + OnQuit + '">' +
'</OBJECT>';
}
|
Webブラウザ上でXMAP3 ActiveXコントロールを動作させるために指定します。COMクラスIDはXMAP3 ActiveXコントロール固有の値を指定する必要があるため,サンプルに記述された値のまま使用してください。なお,COMは,Component Object Modelの略です。
上記の起動HTMLのカスタマイズ例で,CreateControlのCLSIDとして記述されている内容がCOMクラスIDです。
Webサーバ上のユーザプログラムを呼び出すために指定します。実行するユーザプログラムを呼び出すURL(TP1/WebのCGI)を指定してください。TP1/WebのCGIの記述については,マニュアル「OpenTP1 インターネットゲートウェイ機能 TP1/Web 使用の手引」を参照してください。
「https://」を使用したSSL通信の通信レベルを設定するために指定します。必要に応じてカスタマイズしてください。
値(VALUE)は,「NORMAL(通常)」または「IGNORE(証明書エラーチェック緩和)」の二つがあります。設定を省略すると,「NORMAL」が仮定されます。
Webブラウザの[×]ボタンをクリックした時の動作を,Webブラウザの処理に依存するか,XMAP3が制御するかを設定します。指定を省略すると,「NO(XMAP3が制御する)」が仮定されます。
| 指定値 | 内容 |
|---|---|
| YES | [×]ボタンをクリックした時の動作を,Webブラウザの処理に依存します。 [×]ボタンをクリックすると,タブやWebブラウザは閉じられます。この場合,XMAP3はサーバAPへ応答を返しません。 |
| NO | [×]ボタンをクリックした時の動作を,XMAP3が制御します。 [×]ボタンをクリックすると,XMAP3がサーバAPへ応答を返したあと,サーバAPからの指示に従って動作します。 NO指定時の動作は,バージョン05-07以前の動作と同じです。
|
OnQuitにYESを指定した場合,ブラウザの[×]ボタンでXMAP3画面を終了すると,サーバAPへ応答を返さないでタブやブラウザを閉じるため,TP1/Webの継続問い合わせ型トランザクションが停止し,セッションが残存します。
残存したセッションがTP1/Webのセッション最大値「MaxSession」を超えた場合,503エラー(Service Unavailable)が発生するため,TP1/Webでセッション最大値「MaxSession」の値を大きくし,無通信監視時間「MaxSilentTime」を小さくするチューニングを行ってください。
503エラー(Service Unavailable)が発生した場合は,TP1/Webサービスを再度実行してください。
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