画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド


付録D.6 環境設定例(COBOL)

XMAP3/Web for CosminexusおよびCosminexusがインストールされているサーバ環境と,クライアントとなるWebブラウザの環境設定について設定例を示します。

環境設定例は,次の環境を想定しています。Webアプリケーション名は「XmapWebApp」としています。

MyEclipseでのファイル定義

COBOLアクセス用Bean(CBLBEAN.class)

通信制御サーブレット(CBLSRV.class)

Web アプリケーション用のDD(web.xml)

XMAP3/Web for Cosminexusインストールフォルダ

c:\Program files\HITACHI\XMAP3\Web for Cosminexus

スクリプトファイルの格納場所

c:\Program files\HITACHI\XMAP3\Web for Cosminexus\Script

環境ファイルの格納場所

c:\Program files\HITACHI\XMAP3\Web for Cosminexus\Etc

起動HTMLおよび起動HTML用スクリプトファイルの格納場所

c:\Program files\HITACHI\XMAP3\Web for Cosminexus\SAMPLE

ユーザプログラム(kaden.dll)の格納場所

c:\Program files\HITACHI\XMAP3\Web for Cosminexus\SAMPLE\COBOL\kaden

物理マップの格納場所

c:\Program files\HITACHI\XMAP3\WEB for Cosminexus\SAMPLE\COBOL

論理マップの格納場所

c:\Cosminexus\CC\Web\containers\サーバ名\webapps\XmapWebApp

注※

Cosminexusを操作して,ユーザプログラム(kaden.dll)の格納場所を追加してください。

〈この項の構成〉

(1) サーバ環境の設定

サーバ環境では次の環境設定が必要です。

(a) Webサーバのディレクトリ割り当て

Cosminexus HTTP Server(Hitachi Web Server)またはIISで,次のディレクトリ名を割り当ててください。

URLに使用する

ディレクトリ名

割り当てフォルダ

内容

xmap3

c:\Program files\HITACHI\XMAP3\Web for Cosminexus

XMAP3 Cosminexus連携機能インストールフォルダ

(b) XMAP3/Web for Cosminexus定義ファイルの設定

サンプル動作に必要な定義ファイルの設定例を示します。ここでは,XMAP3/Web for Cosminexusの提供時のファイルを前提として変更点だけを示します。

起動HTML定義ファイルおよび起動HTML用スクリプトファイルは,サンプル提供の「X3XWBFRM.htm」および「X3XWBFRM.js」を複写して作成してください。次に示すフォルダに提供しています。

XMAP3/Web for Cosminexusインストールフォルダ\SAMPLE
  • 起動HTML定義ファイル

    <PARAMタグに対応した設定値>

    Webブラウザ実行時の情報を,起動HTML用スクリプトファイルのPARAMタグに対して,起動HTML定義ファイルに設定します。

    "http://server_url※1/xmap3/Script/X3XWBJSC.JS",
    "http://server_url※1※2/XmapWebApp/servlet/kaden※3",
    "http://server_url※1/xmap3/Etc",
    "http://server_url※1/xmap3/SAMPLE/COBOL",
    "1F"
    "NORMAL")
    注※1

    「server_url」には,サーバのIPアドレスを記載してください。

    注※2

    リダイレクタの設定を行っていない場合は,ポート番号を指定する必要があります。次にポート番号の指定形式を示します。

    server_urlポート番号

    注※3

    通信制御サーブレットを呼び出すURL定義情報がweb.xmlに定義されているため,「kaden」で呼び出せます。

(c) Cosminexusの設定

サーバ側のCosminexusの実行環境を設定してください。

(2) クライアント環境の設定

クライアントのWebブラウザの,セキュリティ,一時ファイルを設定してください。