16.4.10 下位項目
(1) 下位項目の定義
下位項目は主にテキスト,フィールドおよびラベルに対して,データ型が「文字(XX)」のときに指定します。各オブジェクトの定義ダイアログで設定すると,生成されます。
(2) 下位項目の出力論理マップ生成規則とマッピング規則
下位項目の出力論理マップ生成規則について説明します。
(a) 出力論理マップ生成規則
- COBOL
-
- ・数字項目の場合
04 マップ名-FIELDnnnn-nnn-O PIC 9(長さ).
- ・文字項目の場合
04 マップ名-FIELDnnnn-nnn-O PIC X(長さ).
- ・1文字の反復の場合
04 マップ名-FIELDnnnn-nnn-O PIC X(1) OCCURS 回数.
- C言語
unsigned char マップ名_FIELDnnnn_nnn_O 〔[回数]〕[長さ];
(b) マッピング規則
- 出力結果
-
上位項目単位にマッピングします。下位項目を二つ定義し,二つ目の下位項目にデータ有無コード以外のデータを設定し,一つ目の下位項目にデータ有無コードを設定しても,埋字の対象にはなりません。
(3) 下位項目の入力論理マップ生成規則とマッピング規則
下位項目の入力論理マップ生成規則について説明します。
(a) 入力論理マップ生成規則
- COBOL
-
- ・数字項目の場合
04 マップ名-FIELDnnnn-nnn-I PIC 9(長さ).
- ・文字項目の場合
04 マップ名-FIELDnnnn-nnn-I PIC X(長さ).
- ・1文字の反復の場合
04 マップ名-FIELDnnnn-nnn-I PIC X(1) OCCURS 回数.
- C言語
unsigned char マップ名_FIELDnnnn_nnn_I 〔[回数]〕[長さ];
(b) マッピング規則
- 入力結果
-
上位項目単位にマッピングします。