9.10.1 開発環境に準備しておくフォルダおよびファイル
XMAP3/Web for Cosminexusでは,EARファイルを作成する前に,実行環境と同じフォルダ構成のフォルダを開発環境に作成することを推奨しています。開発環境と実行環境とで同じフォルダ構成にしておくことで,フォルダ構成を変更することなく実行環境にデプロイできます。
なお,MyEclipseを使用する場合は,次に示すフォルダ構成が自動的に生成されるので,フォルダ構成を作成する必要はありません。
推奨するフォルダ構成および格納ファイルを次に示します。
- 推奨するフォルダ構成
+-- WebApp※-----------起動HTML(x3xwbfrm.htm)および | | 起動HTML用スクリプトファイル(x3xwbfrm.js) | | を格納 | +-- Data※--------物理マップ,ポップアップメニューファイル, | | グラフィックデータ,およびFAX宛先ファイル | | を格納 | +-- WEB-INF------web.xmlファイルを格納 | +-- classes--COBOLアクセス用Bean, | および通信制御サーブレットを格納 注※ フォルダ名には,任意の名称を付けてください。
次に,フォルダに格納するファイルについて説明します。
- 起動HTML(x3xwbfrm.htm)
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Webアプリケーションを実行するためのHTMLファイルです。XMAP3/Web for Cosminexusで提供する起動HTMLをカスタマイズして使用できます。
- 起動HTML用スクリプトファイル(x3xwbfrm.js)
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起動HTMLの各種情報の定義で使用するスクリプトファイルです。
- 物理マップ,ポップアップメニューファイル,グラフィックデータ,およびFAX宛先ファイル
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物理マップは,画面表示・帳票印刷の実行時に使用するマッピング情報を格納したファイルです。
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ポップアップメニューファイルは,ポップアップテキストのメニュー情報を定義するファイルです。ポップアップメニューエディタで作成します。
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グラフィックデータは,画面表示・帳票印刷に必要なグラフィックデータを格納したファイルです。このファイルは,必要に応じて作成してください。
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FAX宛先ファイルは,送信先のFAX番号を記述したファイルです。
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- web.xmlファイル
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web.xmlファイルは,Webコンテナのコンテキストを設定するXMLファイルです。通信制御サーブレットを呼び出すURLの情報を定義します。
- COBOLアクセス用Bean(またはTP1/COBOLアクセス用Bean)および通信制御サーブレット
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通信制御サーブレットは,COBOLアクセス用Bean(またはTP1/COBOLアクセス用Bean)を利用して,ユーザプログラムからの送受信データをそのままクライアント側に受け渡すためのJavaプログラムです。