画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド


9.8.2 通信制御サーブレットの作成(DCCM3連携の場合)

通信制御サーブレットは,TP1/COBOLアクセス用Beanを利用して,ユーザプログラムからの送受信データをそのままクライアント側に受け渡すためのJavaプログラムです。

通信制御サーブレットは,XMAP3 Cosminexus連携機能のサンプルソースをカスタマイズして使用します。カスタマイズには,MyEclipseを使用します。XMAP3/Web for Cosminexusでは,次に示すフォルダに通信制御サーブレットのソース(CBLSRV_KEIS.java)を提供しています。

XMAP3インストールフォルダ\Web for Cosminexus\SAMPLE\COBOL_KEIS

通信制御サーブレットの例を次に示します。

[図データ]

[図データ]

通信制御サーブレット生成の注意事項
  • setter呼び出し,getter呼び出しのメソッド名や引数は,生成したTP1/COBOLアクセス用Beanの記載に合わせて記述してください。

  • 業務MPPへのcall要求は,setter呼び出しのあとに記述してください。

  • 通信制御サーブレットをカスタマイズする場合,次に示す処理以外はカスタマイズしないでください。

    ・OpenTP1の環境設定

    ・setter,getter呼び出しのメソッド名や引数

  • 業務MPPの開始または終了時に発行するcltin(),cltout()メソッドは,通信制御サーブレット内で実行してください。

  • ContentTypeプロパティには,「Application/Octet-Stream」を指定してください。