画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド


9.6.2 通信制御サーブレットの作成(Cosminexusベースの場合)

通信制御サーブレットは,COBOLアクセス用Beanを利用して,ユーザプログラムからの送受信データをそのままクライアント側に受け渡すためのJavaプログラムです。

通信制御サーブレットは,XMAP3 Cosminexus連携機能のサンプルソースをカスタマイズして使用します。カスタマイズには,MyEclipseを使用します。XMAP3/Web for Cosminexusでは,次に示すフォルダに通信制御サーブレットのソース(CBLSRV.java)を提供しています。

XMAP3インストールフォルダ\Web for Cosminexus\SAMPLE\COBOL

通信制御サーブレットの例を次に示します。

[図データ]

通信制御サーブレット生成の注意事項
  • setter呼び出し,getter呼び出しのメソッド名や引数は,生成したCOBOLアクセス用Beanに合わせて記述してください。

  • 業務呼び出し(callCOBOLメソッド)はsetter呼び出しのあとに記述してください。

  • XMAP3 Cosminexus連携機能の通信制御サーブレットのソース(CBLSRV.java)を編集するとき,XMAP3 Cosminexus連携機能とのインタフェース部(ソースプログラム中のデータの受信,データの送信の個所)のプログラミングについては,カスタマイズしないでそのまま使用してください。

  • 通信制御サーブレットとCOBOLアクセス用Bean間のデータ送受信では電文内容は参照しないため,エンコードはしていません。

  • ContentTypeプロパティには,「Application/Octet-Stream」を指定してください。