画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド


9.5.4 ソースプログラムの記述(DCCM3連携の場合)

ユーザプログラムの処理について説明します。

それぞれのソースプログラムを作成する際は,XMAP3/Web for Cosminexusで提供しているサンプルプログラムを参照してください。

業務処理では,受信データ中のマップ名を判定し,該当する業務処理を呼び出し,受信データ中の入力論理マップデータを基に業務を実行し,送信データを設定します。

業務処理をするユーザプログラム中のCOBOL AP(業務処理)の例を次に示します。

COBOL AP(業務処理)には,論理マップの登録集原文および業務処理から引き渡されるデータ送受信用の登録集原文を取り込む必要があります。

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) データ送受信用の登録集原文の取り込み

XMAP3 Cosminexus連携機能のデータ送受信用の登録集原文(CBLIOTBL.cbl)を,COBOL AP(業務処理)のLINKAGE SECTIONにCOPY文を使用して取り込んでください。

XMAP3/Web for Cosminexusでは,次に示すフォルダにデータ送受信用の登録集原文を提供しています。

XMAP3インストールフォルダ\Web for Cosminexus\SAMPLE\COBOL

(2) 論理マップの登録集原文の取り込み

XMAP3での画面・帳票の開発時に生成した論理マップの登録集原文を,COBOL AP(業務処理)のWORKING-STORAGE SECTIONにCOPY文を使用して取り込んでください。各業務処理内容によって入力論理マップや出力論理マップの設定方法が異なるので注意してください。

(3) 論理マップデータの取り込みと設定

受信データの論理マップ領域に設定された入力論理マップデータを入力論理マップに代入してください。また,出力論理マップにデータを設定したあと,送信データの論理マップ領域に設定した出力論理マップを代入してください。