画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド


7.1.2 印刷ドキュメント名を指定する

帳票を印刷するときに,印刷ドキュメント名をAPまたは環境変数で指定できます。印刷ドキュメント名をAPまたは環境変数で指定することで,Windowsのプリンタスプールに登録されるXMAP3の印刷データの名称やPDFファイルの名称を動的に変更できます。

印刷ドキュメント名は次のどれかの方法で指定します。

帳票属性ダイアログ,AP,および環境変数「XMAP3_PRINT_DOCNAME」のすべてで印刷ドキュメント名を指定した場合,指定値の優先順位は次のとおりです。

  1. 環境変数「XMAP3_PRINT_DOCNAME」の指定

  2. APの指定

  3. 帳票属性ダイアログの「印刷ドキュメント名」の指定

印刷ドキュメント名をAPで指定する例を次の図に示します。

図7‒3 印刷ドキュメント名をAPで指定する例

[図データ]

印刷ドキュメント名をAPで指定するコーディング例を次に示します。

図7‒4 印刷ドキュメント名をAPで指定するコーディング例
 MOVE  ‘○×電器 注文書’  TO  MAP001-DOCNAMEO.   …印刷ドキュメント名を指定

印刷ドキュメント名をAPで変更する場合,制御項目「MAP001-DOCNAMEO」に変更する名称を代入します。