6.2.1 プリンタ出力用ファイルの定義
プリンタ出力するファイルは,INPUT-OUTPUT SECTIONで順編成を宣言します。
また,XMAP3で使用する印刷サービス名を指定します。スタンドアロン環境で,プリンタマネージャの標準プリンタを使用する場合は,XMAP3実行環境の表示・印刷セットアップの「プリンタ」タブの印刷モードに,ページプリンタ用として定義したサービス名を設定してください。C/Sシステム環境の場合は,XMAP3実行環境のC/Sセットアップの印刷サービス名と同じ名称を指定します。印刷サービス名は,COBOLの環境変数「CBLX_外部装置名=印刷サービス名」で指定します。AP実行時,印刷サービス名は,SELECT句で宣言したプリンタ出力用ファイルのASSIGN句で指定した外部装置名に割り当てられます。
- 例
INPUT-OUTPUT SECTION. : FILE-CONTROL. SELECT プリンタ ASSIGN TO 外部装置名.………1. : DATA DIVISION. FILE SECTION. FD プリンタ IS GLOBAL RECORDING MODE IS F LABEL RECORD IS OMITTED DATA RECORD IS 行データ. 01 行データ PIC X(71).
- 例の説明
-
-
プリンタ出力するファイルの宣言
プリンタ出力するファイルを順編成として宣言します。
ただし,次に示す指定をした場合,印刷サービス名が物理ファイル名として扱われるため,注意してください。
-
ASSIGN句で定数,またはデータ名を指定した場合
-
外部装置名をCOBOLの環境変数「CBLX_外部装置名」で指定した場合
-