画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド


5.1.2 AP間でオープンを引き継ぐ場合

共通帳票を印刷する部分を別DLL化したり,プログラムが大きいので分割したりする場合などは,オープンをプログラム間で引き継がせることをお勧めします。COBOLのSEND文を使用した場合,AP間でオープンを引き継ぐことができます。オープンを引き継ぐためには,COBOLの場合,プログラムを実行させるAP(ここではAP1)で環境変数「CBLTERMSHAR=YES」を指定しておきます。

COBOLのCALL文,C言語,および汎用関数を使用する場合は,インタフェース領域を受け渡しすることで,AP間のオープンを引き継ぐことができます。

オープンを引き継ぐことによって,AP1からAP2を呼び出すとき,AP1でのクローズ(COBOLのときDISABLE文の発行)およびAP2でのオープンは発生しません。そのため帳票印刷の時間が短くなります。

図5‒3 AP間でオープンを引き継ぐ場合

[図データ]