2.1.1 論理マップの種類と構成
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出力論理マップ
APからディスプレイ,またはプリンタに出力するデータを格納するファイルまたは領域です。ドローでマップを作成したときに,マップ名+Oという名称でファイルとして出力されます。
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入力論理マップ
ディスプレイから表示画面に入力されたデータを格納するファイルまたは領域です。ドローでマップを作成したときに,マップ名+Iという名称でファイルとして出力されます。
この出力論理マップと入力論理マップは,固定部,可変部,および定数部で構成されます。
定数部は,ドローセットアップの論理マップ属性ダイアログで「定数部への論理マップ長出力」か「定数部の別ファイル出力」を指定したときだけ,生成されます。「定数部の別ファイル出力」を選んだときは,定数部だけが別ファイルに出力されます。
論理マップの構成を次の図に示します。
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論理マップ固定部は,論理マップの先頭に必ず生成される領域です。この領域には,論理マップ全体の長さである論理マップ長を格納します。
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論理マップ可変部は,実際にAPとディスプレイ,またはプリンタとの間で受け渡されるデータを格納する領域です。この領域に格納されるデータには,次に示す論理データと制御データがあります。
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定数部は,APを作成するときに制御項目に代入,または参照するカーソル定数やフォーカス定数などの定数をテーブル化したものです。
なお,表示属性を変更する標準の修飾名はあらかじめ登録集原文として,X3MODTBLが用意されていますので,このテーブルを使って制御項目に代入します。変更した場合,この定数テーブルを基にユーザ責任で追加,変更が必要になります。