16.4.2 定義の終了・保存
定義の終了・保存で問題がある場合の対処方法を示します。
- 〈この項の構成〉
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(1) レイアウト定義を終了しようとしたら,ディスクの容量不足になった
次の方法でディスク容量を増やしてください。
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ドローの[ファイル]−[名前を付けて保存]コマンドを選んで,ドライブを容量に余裕のあるところに変更してください。
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レイアウト定義の画面を開いたままの状態で,不要なファイルを削除してください。
(2) レイアウト定義を終了しようとしたら,メモリ不足になった
次の手順で操作してください。
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[ファイル]−[マップ定義ファイルだけの保存]コマンドを選び,マップ定義ファイルを確保します。
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ドローを終了します。
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「マップ生成」機能で,マップ定義ファイルから物理マップ/論理マップを生成します。
(3) 誤って別のファイルに画面・帳票を作成してしまったので,保存しないで定義を終了したい
次の手順で操作してください。
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ドローのツールバー,または[ファイル]−[ドロー終了]コマンドを選びます。
保存するかどうかを問い合わせるダイアログが表示されます。
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[いいえ]ボタンを選びます。
(4) 誤って別のファイルに画面・帳票を作成してしまったので,別のファイル名で保存したい
次の手順で操作してください。
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ドローの[ファイル]−[名前を付けて保存]コマンドを選びます。
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表示されるダイアログで別のファイル名を指定し,保存します。
(5) ドローを終了しようとすると,保存先に重大なエラーが発生する,またはマップ定義ファイルが消える
「XMAP3インストールフォルダ\TEMP」を保存先にしています。このフォルダは,マップ生成用に使用できません。
別のフォルダを保存先にしてください。
(6) 「指定したマップ定義ファイルは,オブジェクトの総数制限を超えている...」というエラーが発生する
XMAP3の定義範囲を超えています。次の観点で定義内容を変更してください。
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GUI画面の場合,別の画面か二次ウィンドウなどにオブジェクトの定義を分けます。
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CUI画面の場合,別の画面にオブジェクトの定義を分けます。
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帳票の場合,別の帳票にオブジェクトの定義を分けます。
(7) ドローを終了しようとすると,「オブジェクトのサイズ制限を超えています」というエラーが発生する
次の手順で操作してください。
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マップ定義ファイルだけを保存します。
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ヘルプの開発時のチューニング方法を参照してマップ定義ファイルが小さくなる方法を試します。