画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


13.68.9 表示属性の動的変更ダイアログ−フィールド(網掛け/グラフィック帳票)

出力フィールド,出力日付/時刻フィールドの表示属性(印刷する文字の書体など)を制御する修飾名について設定します。この設定ができるのはグラフィック帳票だけです。

動的変更をしない項目には,「変更なし」を指定してください。

設定する修飾名

現在設定されている修飾名が表示されます。修飾名を選ぶと,[選択した修飾名の現在の設定]の表示が切り替わります。

選択した修飾名の設定

[設定する修飾名]の指定に応じて,現在の設定内容が表示されます。必要に応じて各項目を変更できます。

  • 修飾名

    設定対象の修飾名が表示されます。

  • 抹消線

    フィールドの文字列に抹消線を重ねて引いて印刷します。抹消線の種類は表示・印刷セットアップでの指定に従います。

  • 文字の書体

    標準(XMAP3の標準フォント),明朝,ゴシックの3種類があります。

    標準フォントは,画面表示のオブジェクトの場合だけ表示・印刷セットアップの[表示文字]タブでフォントを変更できます。帳票印刷のオブジェクトでは明朝体で出力され,表示・印刷セットアップで変更したフォントは反映されません。

    XMAP3 印刷拡張機能の印刷拡張セットアップを利用して帳票印刷を実行する場合には,標準/明朝/ゴシックの書体に対する出力時のフォントを,それぞれ任意のフォントに変更できます(印刷モードがGDIとPDFファイル出力の場合だけ)。

  • 文字の強調

    文字を斜体や太字にできます。

    なお,斜体にするとオブジェクトのサイズ(幅)は1字分増えます。このためにエラーが生じて設定できない場合は,画面の定義でオブジェクトの右に間隔を空けてから設定してください。

  • 網掛け

    オブジェクト内を塗りつぶす網掛けの有無を指定します。

    フィールドに付ける網掛けは濃さを選べます。円に付ける網掛けはパターンと濃さを選べます。

  • 文字色

    印刷時の文字色を指定します。指定できるのはグラフィック帳票だけです。

[更新]ボタン

[選択したフィールドの現在の設定]に表示されている内容を変更します。設定を変更するためのダイアログが表示されます。

[標準に戻す]ボタン

設定内容をXMAP3の標準値に戻します。なお,標準値に戻るのは,[フィールドの種別]で指定している単位です。すべてを標準値にする場合は,[フィールドの種別]を切り替えて操作してください。