13.68.2 表示属性の動的変更ダイアログ−ウィンドウ属性
ウィンドウ属性(画面属性)を制御する修飾名について設定します。
- データ名
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制御項目のデータ名が表示されます。「データ名」タブで変更できます。
- 設定する修飾名
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現在設定されている修飾名が表示されます。修飾名を選ぶと,[選択した修飾名の現在の設定]の表示が切り替わります。
- 選択した修飾名の設定
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[設定する修飾名]の指定に応じて,現在の設定内容が表示されます。必要に応じて各項目を変更できます。
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修飾名
設定対象の修飾名が表示されます。
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表示形態
直前に表示した画面に対する書き換えの方法を指定します。
「自動」は,「一部上書」と「全面書換」をXMAP3に任せて,APでは特に意識しません。直前の画面と同じマップのときは「一部上書」になります。
「一部上書」は,直前に表示した画面の一部の項目だけを変更して表示します。「全面書換」に比べて表示時間を短縮できます。この場合,マッピングモードとデータ有無コードを合わせて使う必要があります。なお,直前の画面と違うマップのときは「全面書換」になります。
「全面書換」は,表示中の画面を消去して,次の画面を全画面描画して表示します。
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入力・選択状態の扱い(GUI画面の場合)
[表示形態]が「一部上書」のときの,入力・選択オブジェクト(入出力テキスト,ボタンなど)の状態を指定します。ただし,この指定よりも,各オブジェクトの[入力済み]・[選択済み]属性の指定が優先されます。
「初期状態」は,「全面書換」と同じ状態にします。この場合,すべての入力オブジェクト中の表示データをヌルクリアして非転送状態にし,選択オブジェクトを初期状態にします。
「未入力・未選択」は,非転送属性にします。この場合,入力オブジェクト中の表示データを残して入力していない状態とし,選択オブジェクトは未選択状態にします。操作者がこの値を書き換えたときだけAPにデータを返します。
「状態を維持」は,画面上の入力・選択オブジェクトの表示データと選択状態を残し,転送状態も変更しません。
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入力フィールドの扱い(CUI画面の場合)
入力フィールド中に表示されているテキストデータの扱いに関する属性です。[表示形態]が「一部上書」のときの入力項目をどのような状態にするかを指定します。
「入力データをAPに返す」は,非転送属性にします。この場合,入力フィールド中の表示データを残し,キーボードから入力していない状態とします。操作者がこの値を書き換えたときだけAPにデータを返します。
「入力状態を変更しない」は,画面上の入力フィールド中の表示データを残し,転送状態も変更しません。ただし,各オブジェクトの属性[自動送信]の指定が優先されます。
「入力データを消去する」は,「全面書換」と同じ状態にします。この場合,画面上のすべての入力フィールド中のデータをヌルクリアして非転送状態にします。
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キーボードのロック状態を解除する
画面を表示したとき,マウスやキーボードから入力できる状態にします。
「オフ」の場合は,キーボードのロック状態が直前の画面から継続されます。
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ウィンドウを表示した時にアラームを鳴らす
画面を表示したとき,ディスプレイのBEEP音を鳴らします。一般には,エラー画面を表示するときに使います。
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