画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


13.29.4 固定フィールドダイアログ(グラフィック帳票)

固定フィールドダイアログ(グラフィック帳票)で表示される項目を次に示します。

固定フィールドの配置

レイアウト領域上でのオブジェクトの先頭位置とサイズが表示されます。

文字の拡大

「標準」は,文字を標準のサイズにします。

「平体」は,文字の横幅を2倍に拡大します。

「長体」は,文字の縦幅を2倍に拡大します。

「倍角」は,文字の縦幅と横幅を2倍に拡大します。

文字サイズ

印刷時の文字サイズを指定します。単位はポイントです。「標準」は基準ます目に従ったサイズです。

変更できるのは帳票属性の[ます目設定]に「自由な設定」を指定した場合だけです。

文字の間隔

印刷時の文字の間隔を指定します。単位はポイントです。「標準」は基準ます目に従ったサイズです。

変更できるのは帳票属性の[ます目設定]に「自由な設定」を指定した場合だけです。ただし,プレプリント帳票の場合はこの制限はありません。

文字色

印刷時の文字色を指定します。指定できるのはグラフィック帳票だけです。

文字の書体

標準(XMAP3の標準フォント),明朝,ゴシックの3種類があります。

標準フォントは,画面表示のオブジェクトの場合だけ表示・印刷セットアップの[表示文字]タブでフォントを変更できます。帳票印刷のオブジェクトでは明朝体で出力され,表示・印刷セットアップで変更したフォントは反映されません。

XMAP3 印刷拡張機能の印刷拡張セットアップを利用して帳票印刷を実行する場合には,標準/明朝/ゴシックの書体に対する出力時のフォントを,それぞれ任意のフォントに変更できます(印刷モードがGDIとPDFファイル出力の場合だけ)。

文字の強調

文字を斜体や太字にできます。

なお,斜体にするとオブジェクトのサイズ(幅)は1字分増えます。このためにエラーが生じて設定できない場合は,画面の定義でオブジェクトの右に間隔を空けてから設定してください。

網掛け

オブジェクト内を塗りつぶす網掛けの有無を指定します。

フィールドに付ける網掛けは濃さを選べます。円に付ける網掛けはパターンと濃さを選べます。

テキスト

レイアウト領域で定義した文字列を変更できます。英数字と漢字を混在して指定できます。

レイアウト領域で定義した長さ(サイズ)を超えて入力できます。この場合,オブジェクトの長さは文字数に応じて変更されます。

テキスト揃え

テキスト・フィールドやラベル中の文字列のそろえ方を指定します。

「中央」は,文字列を中央に寄せて表示します。

「左」は,文字列を左側に寄せて表示します。

「右」は,文字列を右側に寄せて表示します。

「均等」は,文字列を均等に配置して表示します。ただし,オブジェクトの長さによって均等に配置できない場合は,文字列は中央に寄せて表示されます。