画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


13.26.2 固定チェックボタンボックスダイアログ(GUI画面)

固定チェックボタンボックスの属性と,ボックス内の全ボタン共通の属性を設定します。このほかに,ボタンごとの属性は[固定チェックボタン]ダイアログで指定します。

ボックスの位置

レイアウト領域上でのオブジェクトの先頭位置,サイズ(ます目数)が表示されます。

サイズはプレーンや文字のサイズに応じて更新されます。

プレーンの配置

プレーンのサイズや中のボタンの配置が表示されます。1桁あたりの大きさは[文字サイズ]の指定に従います。

  • プレーンのサイズを変更できます。

  • 最初のボタンの先頭位置を変更できます。数値はプレーンの左上からの相対位置で指定します。

  • ボタンの幅が表示されます。

  • 上下に並ぶボタン同士,左右に並ぶボタン同士の間隔を変更できます。

枠付き(ボックスに枠を付ける)

オブジェクト(ボックスや領域など)の周囲の枠線を明示します。

テキストやボックスで「オフ」から「オン」にする場合は,あらかじめオブジェクトの周囲に必要な間隔を空けて配置しておく必要があります。

フォーカス設定(初期フォーカスを本ボックスに設定する)

APからフォーカス位置を設定しないで画面を表示したとき(例えば,論理マップのフォーカス制御項目に値を設定していないなど),このボックスにフォーカスを位置づけます。

すべてのオブジェクトでこの指定が「オフ」で,フォーカス順序を設定していない場合は,入力・選択可能で最小位置(縦位置−横位置の順)のオブジェクトに初期フォーカスが位置づけられます。

ボタンを横に並べる

ボタンボックス内で,複数のボタンを順に横方向(左右・上下の順)に配置します。この指定がオフの場合は,縦方向(上下・左右の順)になります。

なお,フォーカスもこの指定に従った順序で遷移します。

自動スキップ(選択したら次のボックスにフォーカスを移す)

ボックス内での選択操作が完了すると,フォーカス対象の次のボックスへ自動的にフォーカスが遷移します。

複数選択できるオブジェクト(複数選択リストボックス,チェックボタンボックス)の場合は,末尾の候補が選択されるとフォーカスが遷移します。

背景色

オブジェクトや領域の背景の色を指定します。なお,[枠付き]を指定できるオブジェクトで,枠を付けない場合は「透明」で固定になります。

ラベル
  • 文字サイズ

    「大」は,基準文字サイズより大きい文字にします。

    「標準」は,基準文字サイズと同じサイズにします。

    「小」は,基準文字サイズより小さい文字にします。

    基準文字サイズは,画面属性で指定します。

    なお,GUI画面でプレーン内のオブジェクトに設定する文字サイズは,プレーン内の共通サイズ・単位となり,中のすべてのオブジェクトに適用されます。

  • 文字の書体

    標準(XMAP3の標準フォント),明朝,ゴシックの3種類があります。

    標準フォントは,画面表示のオブジェクトの場合だけ表示・印刷セットアップの[表示文字]タブでフォントを変更できます。帳票印刷のオブジェクトでは明朝体で出力され,表示・印刷セットアップで変更したフォントは反映されません。

    XMAP3 印刷拡張機能の印刷拡張セットアップを利用して帳票印刷を実行する場合には,標準/明朝/ゴシックの書体に対する出力時のフォントを,それぞれ任意のフォントに変更できます(印刷モードがGDIとPDFファイル出力の場合だけ)。

  • 文字の強調

    文字を斜体や太字にできます。

    なお,斜体にするとオブジェクトのサイズ(幅)は1字分増えます。このためにエラーが生じて設定できない場合は,画面の定義でオブジェクトの右に間隔を空けてから設定してください。