画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


13.5.2 イベント通知コードダイアログ(画面共通)

イベント通知コードに対応する動作やコメントなどを指定します。

通知コードのデータ名

ドローセットアップで設定した,通知コードを格納する項目のデータ名が表示されます。

ポップアップの表示タイミング(GUI画面だけ)

[使用目的]が「POP・手動」のポップアップで,ポップアップメニューの表示用に割り当てるイベントについて指定します。

[確定キーを使用する]を「オン」にすると,確定キーを選んでポップアップを表示できます。また,メニューバーやプッシュボタンのイベント通知コードとして確定キーと同じものを設定することで,これらのオブジェクトでもポップアップを表示できます。

「オフ」の場合は,メニューバー,プッシュボタンでだけポップアップを表示できます。

通知コードと動作の一覧

ドローセットアップで設定した通知コードと,対応する動作とコメントが一覧表示されます。

・動作

一覧で通知コードを選び,下部の変更欄に表示される動作を変更してください。

イベント通知コードに対応する動作を指定できます。他の画面では「AP通知(確定)」で固定となります。

  • 「AP通知(確定)」

    画面確定をしてAPにイベントを通知します。入力・選択必須の指定がある場合はチェックが実行され,エラーがあるとAPに制御を返しません。

  • 「AP通知(終了)」

    「確定」と同じ動作をし,ウィンドウを閉じます。二次ウィンドウでだけ指定できます。GUI画面の場合に指定できます。

  • 「AP通知(中断)」

    画面確定をしないでAPにイベントを通知します。入力・選択必須のチェックは実行されません。APにはイベント通知コードを返しますが,入力データは返しません。ヘルプボタンや強制終了などに使います。GUI画面の場合に指定できます。

  • 「AP通知(取消)」

    「中断」と同じ動作をし,ウィンドウを閉じます。二次ウィンドウでだけ指定できます。GUI画面の場合に指定できます。

  • 「ポップアップ表示」

    使用目的が「POP・手動」のポップアップのメニュー項目を開きます。APにイベントは通知しません。なお,メニュー項目が開くのは,フォーカス・カーソルを位置づけてあるポップアップです。GUI画面の場合に指定できます。

  • 「キー押下無効」

    使用しないPFキーなどに使います。これに対応する確定キー,プッシュボタン,またはメニューバーを押すと,エラーとなって画面は入力待ち状態になります。なお,無効にする確定キーをAPから動的変更することもできます。GUI画面の場合に指定できます。

  • 「使用しない」

    使用しないPFキーなどに使います。これに対応する確定キーを押すと,画面が確定されます。APには,イベントコードとして初期クリア文字が返ります。

    注※ OLTPサーバ構成で使用している場合,リターンコードが「4」,詳細エラーコードが「(0414)16」のエラーとなります。

・コメント

一覧で通知コードを選び,下部の変更欄にコメントを記述してください。