画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


付録E.2 ドローセットアップ情報のフォルダ管理への移行手順

XMAP3 Developer 05-03以前では固定フォルダに格納されていたドローセットアップ情報を,別々のフォルダで管理する場合の移行手順について説明します。移行前に,「付録E.1 ドローセットアップ情報の管理方法の考え方」を参考にし,ドローセットアップ情報の管理方法を決めておいてください。

ドローセットアップ情報をフォルダ管理する場合の移行の流れを次の図に示します。

図E‒1 ドローセットアップ情報をフォルダ管理する場合の移行の流れ

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) フォルダと定義ファイルの対応づけに[ドローで指定する]を選択している場合

ドローセットアップで,フォルダと定義ファイルの対応づけに[ドローで指定する]を選択している場合は,次の手順で移行します。

  1. 環境ファイル操作で,XMAP3インストール直後のドローセットアップ情報をバックアップします。

  2. 環境ファイル操作で,移行するドローセットアップ情報をバックアップします。

  3. 環境ファイル操作で,手順2でバックアップしたバックアップファイルを一つリストアします。

  4. [ドローセットアップ]の開始を示すダイアログで,[ドローセットアップ情報フォルダを指定する]チェックボックスをオンにします。

  5. 「フォルダと定義ファイルの対応付け」で[ドローで指定する]を選びます。

  6. [フォルダ参照...]ボタンをクリックします。

  7. [フォルダーの参照]ダイアログで,[新しいフォルダーの作成]ボタンをクリックして,リストアしたファイルを保存するフォルダを任意の名称で作成して[OK]ボタンをクリックします。

  8. ドローセットアップ情報が存在しないことを確認するダイアログが表示されたら,[はい]ボタンをクリックします。

    リストアしたファイルが指定したフォルダにコピーされます。

  9. 手順3〜手順8の作業をバックアップファイルの数だけ繰り返します。

  10. 環境ファイル操作で,手順1でバックアップしたファイルをリストアします。

(2) フォルダと定義ファイルの対応づけに[マップ名で仮定する]を選択している場合

ドローセットアップで,フォルダと定義ファイルの対応づけに[マップ名で仮定する]を選択している場合は,次の手順で移行します。

  1. 環境ファイル操作で,XMAP3インストール直後のドローセットアップ情報をバックアップします。

  2. 環境ファイル操作で,移行するドローセットアップ情報をバックアップします。

  3. 環境ファイル操作で,手順2でバックアップしたバックアップファイルを一つリストアします。

  4. [ドローセットアップ]の開始を示すダイアログで,[ドローセットアップ情報フォルダを指定する]チェックボックスをオンにします。

  5. 「フォルダと定義ファイルの対応付け」で[マップ名で仮定する]を選びます。

  6. [フォルダ参照...]ボタンをクリックします。

  7. [フォルダーの参照]ダイアログで,[新しいフォルダーの作成]ボタンをクリックして,リストアしたファイルを保存するフォルダを定義ファイル名から拡張子を除いた名称で作成して[OK]ボタンをクリックします。

  8. ドローセットアップ情報が存在しないことを確認するダイアログが表示されたら,[はい]ボタンをクリックします。

    リストアしたファイルが指定したフォルダにコピーされます。

  9. 手順3〜手順8の作業をバックアップファイルの数だけ繰り返します。

  10. 環境ファイル操作で,手順1でバックアップしたファイルを,リストアします。